増水した小川で、腹這いになって冷え冷えを体感するのが
たまらんのです。
毛皮族にしかわからんでしょうが、ヒトは森で避暑になりますが
おいらにはアチーです。
10分おきに水浴びし、気温が下がる夕刻には寝ます。
昼寝がずれ込むのです。
空がだんだん深い色になり、夏空も見納めです。
台風とともに、空も樹々も秋色に変わります。
夏が育てた実り、秋は勝負どきでんねん。
そこへ台風、つまり自然の嵐は目に見える「魔」であるなあ。
年々、魔が大きくなるのは、やっぱエネルギー問題なんかなあ。
すでに「素粒子を計測し、対象物の形状を透視する技術」が
応用されるようになっとると、ニュースで知った。
見えないものを見るように、ヒトは意気込んでいるなあ。
見えなかったはずのものが見えるようになると、
さらに見えないものを見ようとするなあ、科学技術で。
想像力という知恵は、それでもたぶん、必要なんだろう。
ニュートリノの話、二十年前にねずみ師がしていたときは
本気で考える人はいなかったなあ。
薄笑いしたヤツさえいたし、アイツはいま何を見てるんかなあ。
生きて、そんで、食えてるだろうか?
想像力と思い込みは断然、別物であると思うよ。