想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

まるくなる

2008-09-23 13:57:27 | Weblog
      この森は、よく雨が降る。そして大風が吹きまくるので、樹々は
      しなりながら伸びていく。
      だがこう降り続くと、たまの晴れ間に急いで撮るしかない。

      レンズが曇っていて、よくぼや~っとした画像になる。
      防水ではないのに、しとしと雨の中に持ち出して、
      (10年も使っていると扱いが雑)
      曇りがとれるまで小一時間、レンズが乾いてほっとした。
      当分、大事にしようっと。
      (新しいものを買うのに抵抗があるこのごろ。
       いや、かつての消費型生活の単なる反動にすぎないだろうけど)


             ~yogaする犬~まるまってます~

      かつて、といえば、うさこのかつては、トンガってましたねー、
      うさぎって感じからほど遠かった、ずいぶんと。
      それなのに、いつからか、ま~るくなって。
      昼寝ばかりするうさこになって
      しょっちゅう追い抜かれてます。

      ま~るくなってみて、我ながら驚きますことには、
      久しぶりに話した新婚の後輩に、「子どもはまーだ?」と尋ね
      「子ども、いたほうがいいわよ」と言ったこと。
      言われた方もけっこう、乗り気なような、驚いたような‥

      本当にそう思うのだからしようがないですが、
      実は「子ども嫌い」の二十代を過ごしました。
      三十代後半に少し免疫ができて
      (ハトのヒナとか、文鳥とか、うさぎとか、子犬とかで)
      だんだんと嫌いではなくなり、子どもを見る眼が変わっていきました。
      しかしながら、この世情、末世といってもいい時代に子づくりを奨励するとは‥
      行き過ぎではないか‥変わり過ぎではないか‥言い過ぎではないか‥なにゆえだ?
      と我ながら笑っちゃいます。

      歳をとったらまるくなる、角がとれるの説もありますが、
      意固地な方へ向かう年寄りもいるなあ‥
      寛容と年齢は必ずしも比例しないわけで、うさこは寛容ではないし‥。      

      まるくなってトゲトゲがひっこんできたのは、なにゆえかはさておき
      いや、ほんとうに、子どもが好きなのです。
      人は変わります。
      この場合、易の方のカワル、易るです。
      で、元には戻りません。

      変はコロコロと変化するの意だから、いつまた気が変わるかしれないわけで
      そっちではないようです。

      うちには人の子はおりませんが、親分がま~るくなったり、
      ときどき子どもだったりするから間に合ってます。
      カクカクした人とは、ともだちになりません(なれない、か)ので
      だいたい、みんなやさしい関係でありますね。

      で、「違うか?」とか「みたいな~」とか、
      よこから必ずひとこと言う手合いもいたりして、
      にぎやかであります。
      寂しかった二十代、あの頃のわたしに会って
      「ちがうか?」と言ってやりたいです。

                  ※ふるごと、更新しました。

   
      

      

      

      

コメント
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