フランスの画家、カシニョールは薔薇と婦人の絵を好んで描いていますネ。
薔薇のスタンダード仕立てと言う手法がありますが、
強い野バラの品種をある程度の背の高さまで育て、
その木に挿し木で好みの薔薇を接いで育てる方法を言います。
庭が狭くて場所が無い我が家にはとてもむいています。
また、しだれて咲く品種は風情が増し効果的だと思います。
安曇野の薔薇を扱っているお店で、とても勢いの良い
真っ赤なシュートを延ばしているミスター・リンカーンの
スタンダード仕立ての鉢植えに出会って魅了され、入手しました。
それからというもの、どんな花が咲くのかとても楽しみで
蕾がつくとわくわくして朝一番に花を見回るのが日課になりました。
我が家に来てもう3年になります。
今朝、四季咲きのミスター・リンカーンは
カシニョールの絵そのままに咲いていました!
ハイブリット・ティー・ローズで春咲きの花はかなり大輪で見事ですが、
秋咲きの花は春の花に比べてかなり小輪です。
今日咲いた花は未だ一輪ですが、次々開花しますので楽しみです!
凛として高貴な香りを放って咲いているミスターリンカーンの花姿は
このバラに命名された開発者のイメージに相応しいのでしょうと
花が開花する度に感心してながめています。