
毎年東京ドームで国際蘭展が開催されて今年で16回目になるそうです
今年も2月18日から開催されるそうです
世界中の素晴らしい蘭が集合して一挙に見る事が出来て本当に楽しい企画です
最初の頃に比べますとラン栽培はかなり一般に普及して
トテモ身近な花になって参りました
それだけに種類もさらに豊富になり珍しい見事な蘭が見られます
どの蘭も素適ですがなんと言ってもカトレアは
気品ある花の姿・芳香から言っても蘭の女王様であることに間違いないでしょうネ

華麗にして豪華な高級品の代名詞であるカトレアが
実は植物輸送のパッキング材に使われていたと
蘭の百科事典で読んだことがあります
南米から珍しい植物の収集家であるウイリアムカトレイの所に輸送された荷が
枯れたり傷まないよう無造作に詰められたこの植物は適度な温度を保ちつつ、
肉厚なバルブ(カトレアの茎の部分)や葉が植物が動いて痛まないように
クッションの働きをして無事にイギリスに輸送できたそうですが
ウイリアムカトレイがこのクッションになっていた植物に着眼して育てたのが
現在のカトレア一号であったそうです
1818年と歴史に記されていますので200年近い研究・改良の月日を経て
今日のカトレアの誕生になっているのですネ

黄色いカトレアは種類も多く手に入りやすいのですが
花が終わったあと来年再び咲かせる事が出来ないので
蘭類は眺めているだけです
