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今朝は-11度と冷え込みました。
現実はトテモ春を感じる気候ではありませんが
春を彩る「雲平」という立春の前後にだけ発売される
この土地独特のお菓子があります。
材料は、もち米を焼いて粉にした焼味甚(やきみじん)に
上白糖とでんぷんを加えて粘りを出し、熱処理して作り上げるお菓子だそうです。
色付けした材料を組み合わせ、金太郎飴と同じ作り方で
3mm位に薄く切って乾燥して仕上げてあります。
彩り美しいお菓子ですので、私の属しております茶道会の立春茶会で
薄茶席に毎年使われています。
今年も2月4日立春の日に茶会が催されます。
このお菓子を目にしますと、外気はまだ寒いのですが
春が近いナ~と思わず心が華やぎます。
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