5mはあるかと思われる桐の様な樹木に、桐のムラサキ色では無い黄色い穂状の花と
長~いササゲの様な実を付けて居る植物を見ました。
樹木に特徴が在るので検索すると直ぐに名が判明しました。
ノウゼンカズラ科のキササゲ属・キササゲとの事。
長~くぶら下がっているのはキササゲの蒴果(実)の様です。
蒴果の長さは20㎝~30㎝位あります。
穂状の花と花の拡大
緑色の蒴果は見当たりません・・・
目に入る蒴果は殆どが茶色で既に裂開しているように見えます。
気になって一枝持ち帰りました。
持ち帰った蒴果は
殆どが真ん中から2つに爆ぜており、
種らしきは既に飛散してしまって居る様子です。
ほんの一部、残って居た種はひっつき虫の様に
洋服に引っ付きます。
長~い蒴果の中に入って居た種。(衣服に付いて来た種)
★fukulou様から鞘に綿毛が見られなかったかとのお尋ねで
昨日貰って来た種をもう一度写してみました。
上段の網上に載せた中央部分あたりの鞘の中には、
綿毛の付いた種も見られますのでもう一枚写真を追加しました。
種は漢方薬として利用されるそうですが
キササゲは「カミナリササゲ(雷電木)」、「雷除けの木」、「雷の木」の別名を持ち、
キササゲを植えておくと雷除けになると考えられたことに由来するそうです。
また、キササゲが川岸など水気の多い場所を好むことから「カワラササゲ」とも
呼ばれているそうです。
★資料は一部ネットからお借りしています