諏訪湖岸通りのカリン並木にはかりんが沢山なり始めました。
地元で砂糖漬けやジャムに加工するのはバラ科のマルメロ属・マルメロ種(本カリン)
あるいはスミルナ種(洋カリン)の洋梨型をしたカリンです。
5月に咲いていたマルメロの花。(スミルナ種)
現在、マルメロは親指と人差し指を丸めたくらいの大きさになって居ます。
もう少し成長すると袋掛けが行われて
晩秋の収穫時期まで実を見ることは出来ません。
マルメロの淡いピンクの花が結実するまでの様子をアニメにしてみました。
こちらはバラ科ボケ属のカリンの実です。
マルメロと比べると実の違いは一目瞭然です。
ボケ属のカリンの花はボケの花に似て見えますネ。
ボケ属のカリンの実になる様子もアニメにしてみました。
比較してご覧ください。
勿体ない事にボケ属のカリンは、薬用酒や良い香りがするので
香りの置物(インテリア)として利用される位で
当地では殆ど食用としては利用されて居ません。
左から、マルメロ(在来種)本カリン・真ん中・マルメロ(スミルナ種)・右カリン
スミルナ種のマルメロは洋カリンとも呼ばれている。
(ネットから借用)