りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

あの日にドライブ。

2008-08-17 | Weblog
昨日(正確には今日)の夜中の2時くらいから読み始めた。

発刊は、3年前。
購入したのは、1年半前。
それからず~~~~っと本棚に置きっぱなしだった。
(ちなみにそういう本がまだ何冊もありんす

夕べ、やっと1ページ目を開いた。


おもしろい。


まだ“起承転結”で言えば“起”の部分しか読んでないけど、
描写や表現がいい。
おこがましいけど、どこかしら僕の文体と似ているような気もする。
(ファンの人、ごめんね

その一方で、先日僕が某文学賞に応募して見事落選(笑)し、
やけっぱちでこのブログにUPした、短編小説「中古家族」と
テーマ的に重なる部分があることに少し驚く。
それだけ陳腐なテーマなのか、それとも僕がプロ並みの
洞察力を持っているということなのか(爆)
さぁ、どっちだ(笑)

しかし、やはりプロはプロ。
どうやっても敵わない文章表現が、出てくるわ出てくるわ。。。

例えば“テレビが壊れた”ということを具体的に表現するのに、
普通なら“画面がゆがむ”とか“ボリュームがバカになっている”とか
安易に表現しそうになるところをこの著者は・・・・


“NHKの女子アナが、全員美人に見える”


・・・・と表現している(笑)
その一文を読んだ時、真夜中だというのに声を出して
大笑いしてしまった。

年代的にも主人公とは同年代。
物語の内容も自分の置かれている環境と
似てるような似てないような・・・。

秀逸な描写に笑いながらも、明日はわが身と思いながら
読んでます
コメント (4)
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