りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

体育祭。

2012-09-16 | Weblog
今日は娘の中学校の体育祭でした。

この日記にももう何度も書いているように、今春、娘が入学した中学校は
ボクの母校でもあって。
だからボク自身も中学の体育祭に行くのは、約30年ぶりなわけです。

娘の体育祭に行くにあたって、数日前から、おぼろげに自分が中学の時の体育祭の
ことを思い出そうとしたのだけど、不思議なことになぜか思い出せない・・・。
記憶力は悪い方ではないし、むしろ“お前、なんでそんなことまで覚えているの?”と
友達に呆れられるほどの記憶力があるのだけど、なぜか中学時代の体育祭は、ほとんど覚えていない。
そんなこともあって、今回あらためて考えたのだけど、おそらくその理由は、体育祭のことなど
覚えていられないほど、あまりにも印象深い出来事が中学時代は多すぎたせいじゃないか、と。
それくらいのほうがいいよ。10代の頃は。

それでも、少しは覚えていることもあって。

開会式の入場行進を目にした時、ちょっと驚いた。
ボクらが中学時代に比べて、生徒の数が少ないこと少ないこと。
昔はあふれるように生徒がグラウンドいっぱいに並んでいたのに、開会式に並んだ生徒は
きれいにトラックの内側に整列していた。
話に聞くと、生徒数は30年前の1/3程度らしい。
確実に、少子化は進んでいるんだなぁ・・・。
そういえば保護者用のテントの中も生徒数に比例するのか、空席というか隙間というか、
小学校の運動会に比べると、空きが目立って、ちょっと淋しかった。

肝心の競技だけど、演目の初っ端が、なんと中学1年生の徒競争。
どちらかというと、娘はあまりスポーツが得意とはいえない方なので、“まぁ、とにかく
ダメでも全力を出し切ってくれればいいや”という感じで、親の方も臨んだのだけど、
結果は、なんと2位
しかも、こんなベストショットまで撮れてしまった↓




その後も、様々な演目が行われたけど、当たり前だが、やっぱり小学校の運動会とは
迫力が違う。
選抜リレーの中3男子なんて、ほとんどオリンピック選手のように見えた(また大げさな・・・

そういえば、そのリレーをテント裏で見ていた時、たまたま中学時代の同級生とバッタリ
会って少し話をしたのだけど、その話の中で、お互いが中学の時に陸上部に所属していた
ことを、思い出した。

「お前、今でも走れる?」
「ああ、大丈夫だろ」
「・・・強情、張るなよ・・・」
「やっぱり、無理かなぁ・・・」

虚しい会話が、砂埃と歓声にかき消された(笑)

今日は台風が近づいていたにもかかわらず、晴天に恵まれ、しかも朝早くから一日中、
グラウンドにいたので、終わって帰宅したら、観戦していただけなのに、もう砂埃だらけ。
しかし少し遅れて帰宅した今日の主役の娘は、もっと泥だらけ&日焼けで真っ黒。
さてはて、今日の体育祭が、彼女にとって中学時代の忘れられない思い出の1ページになるのだろうか。

いや、願わくば。

願わくば、父親のように数十年経って、体育祭のことなんて、まったく覚えていないような、
そんな中学生活を送ってくれるほうがいいかな。
コメント (2)
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