りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

水晶婚式。

2013-09-20 | Weblog
1年目の結婚記念日は、“紙婚式”と呼ぶそうだ。

そこから1年毎に、わら婚式→革婚式→花婚式と呼び名が変わり、5年目でようやく“木婚式”という、それまでよりは
ちょっと頑丈な呼び名になるらしい。
やっとこさ、このあたりで夫婦の関係も、それまでの恋人関係や自分を生んで育んでくれた最初の家族関係よりも
大切になる・・・ということなのかもしれない。

ネットで調べたところ、そこから呼び名は毎年さらに進んでゆき、鉄婚式→銅婚式→ゴム婚式→陶器婚式→すず婚式
→鋼鉄婚式→絹婚式→象牙婚式と、14年目まで剛柔織り混ぜた呼び名に変わり続けてゆく。
そして、そうやって迎えた15年目の結婚記念日は、“水晶婚式”というのだそうだ。

そこから先で、面白いことを知った。

15年目の“水晶婚式”までは毎年呼び名があったのに、16年目からは結婚記念日の呼び名は一切なく、以降は5年毎に
呼び名が付けられていた。
だから結婚15年目の水晶婚式の次は、いきなり20年目の銀婚式になるのだと、今回ワタシは初めて知った。

これは勝手な推測だけど、結婚15年目までは、まだまだ夫婦の関係が脆弱で、ほんの些細なことでもその関係が破綻
してしまうことが多いからこそ、あえて毎年結婚記念日に呼び名を付けて祝うようになったのではないだろうか。
しかし結婚して15年も過ぎれば、相手の長所も短所もすでに十二分に理解し合っているだろうし、もうちょっとや
そっとのことでは、そうそう破綻することもなくなる・・・ということなのかもしれない。
クルマで例えれば、15年目までは“慣らし運転”のようなものなのだろう。


今日、9月20日。
ワタシと妻は、15回目の結婚記念日を迎えた。


上述したワタシの推測が正しければ、ワタシと妻は、今日をもって結婚生活の慣らし運転を終えて、これから
いよいよ本格的な運転走行・・・ということになる。

15年といえば、生まれた子どもは15歳になり、15歳の子どもならば、もう中年手前の30歳。
そんな途方もない長さの時間のはずなのに、ワタシにとっては本当にあっという間の15年だった。
こんなに早い15年は今まで経験したことがないし、そしてたぶん、これから先の15年は、もっともっと早いのだろう。

そんな瞬く間の15年を、こんな凡夫と一緒に生きてくれた妻に、心から感謝。
そして、こんな脆弱な夫婦を15年間支えてくださった周囲の方々に、心から感謝。

本当に、ありがとう。

PS:今日、仕事の昼休憩に妻にメールした。その内容?・・・言わないよ(笑)墓場まで持ってゆく(爆)

佐野元春 & THE COYOTE BAND「La Vita è Bella」
コメント
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