りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

わがままジュリエット。

2013-09-02 | Weblog
先日BOOK OFFに行った時、この本を見つけた。

今年の初頭に発売された雑誌らしく、ワタシはほとんど無意識のうちに
棚に手を伸ばしてこの雑誌を手に取ると、数秒後にはレジに立って財布から
お金を出していた。

ワタシは、BOφWY世代だ。
BOφWYのブレイクから解散までの3年間が、そのまま高校時代の3年間と
ピタリと合致する。

しかし、熱狂的なファンだったわけではない。
かといって、アンチであったわけでもない。
どこにでもいるような普通の高校生だったから、普通にBOφWYが好きだった。

今思えば、80年代後半に10代を過ごした者達は、否応関係なく、このバンドは
避けて通れなかった気がする。
スケールは違うかもしれないが、ふたまわりほど上の世代の人たちの若き日々が、
ビートルズ抜きでは語れないのと似たようなものなのかもしれない・・・と、
勝手に思っている。

購入した雑誌のページをめくって、あらためて知った。

昨年は、BOφWYがデビューして30周年。
そして今年は、BOφWYが解散して25周年だったのだ。

そうか。
もう、そんなに前になるのか。

あれだけ高校時代に耳にしていたBOφWYを、しばらく聴かない時期があった。

30歳前後の頃だっただろうか。
当時は、自分なりに仕事のやり方が分かりはじめ、結婚をして、子どもができて・・・と
いう頃だった。
その頃、BOφWYの曲を聴いても、もう何も感じなかった。
懐かしささえもなかった。
それどころか“なんか、BOφWYってダッセェな”と思っている自分がいた。

たしかに“歌は世につれ・・・”という言葉はあるくらいだから、BOφWYの
音楽が時代遅れになった時期もあったのかもしれない。

でも、今思えば、それは疑わしい。

実はダサくなったのはBOφWYの音楽ではなく、それまでに経験したことが
なかった出来事が次々と重なり、それらに戸惑いながらも追いつき受け入れようと
必死になっていた、ワタシ自身の方だったのかもしれない。

ダサいかダサくないかは別としても、少なからず30歳前後の頃のワタシより、
リアルタイムでBOφWYを聴いていた高校時代のワタシの方が、自分に正直に
生きていたような気がする。

・・・・まぁ、余計な講釈は、これくらいにしておいて。

最近、BOφWYをよく聴く。
それが、この雑誌を買ったことがきっかけなのかどうかは分からない。
時代がひと回りしたからか、それとも、ワタシ自身が変わったからか、それもよく分からない。

まぁ、理由はどうあれ。

最近、BOφWYをよく聴いています。

BOφWY[わがままジュリエット]
コメント
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