りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

神頼み。

2015-02-28 | Weblog
我が家の和室には、神棚がある。

10年前にこの家を購入した時、不動産屋と銀行が用意した膨大な枚数の書類にサインと捺印を終えて、晴れて自分の所有物になった直後、「引っ越す前に、まず神棚を作りなさい」と父から言われたのだ。

ワタシと父は、普段は意見が衝突することの方が圧倒的に多かった。
しかし、“家の購入”という生まれて初めての大イベントに対して自分の中にマニュアルがあるわけがないワタシは、この時、自分でも気持ちが悪いほど素直に父の忠告に従ったのだった。

ホームセンターで購入した市販の神棚セットではあるが、地元の氏神様である八幡神社のお札をちゃんと収めた。
以来、朝は必ず柏手を打って一日をはじめることが、今では習慣となっている。
別にワタシは過度に信心深いわけではないが、この10年間、大きな災いもなく家族が過ごせたことは、もしかしたらそのおかげかもしれない・・・と、思うことがないわけではない。

先日の話。

娘の第一志望校の受験票が手元に届いたそうだ。
それを知ってつかさず、「受験票、神棚に置いときなさい」とワタシが言うと娘が、

“何で?”

何で?って・・・無くしたらマズイし、神棚に置いとけば、安心できるだろう?

“安心・・・!?”

お父さんは、そうしてるよ。期日が決まっているモノで大事なものは神棚に置いてる。コンサートのチケットとか、あと・・・あ、そうだ、宝くじとかな。

“じゃあ、絶対に置かない!”

娘は即答し、そしてハッキリとこう言った。

“だって宝くじ、当たったことないじゃん”



・・・いよいよ来週、受験です(笑)
コメント (2)
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