今日は、祖母の25回忌法要。
三回忌、七回忌、十三回忌・・・と祖母の法要を行う日は、なぜかいつも晴天だった。
まぁ、5月なのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、たしか葬儀が行われた日も、雲ひとつない五月晴れだった。
出棺の時に見上げた空はすっかり夏の装いで、やけに眩しかったことを今でも憶えている。
今日は実家に、ワタシの家族をはじめ、主だった親戚が集まる。
祖母の子どもである父も叔父も叔母も、みんな一様に70歳を超えた頃から足腰が弱くなり、以前のように頻繁に会うことができなくなった。
その子どもであるワタシたちも、みんな40代になり、家庭を持ち、全国に散らばり、今は日々の自分の仕事と生活に勤しんでいる。
そんなみんなが一同に会する機会なんて、こういうことでもなければ、もうないだろう。
一年で最も過ごしやすく快活なこの時季に祖母が鬼籍に入ったのは、そんな遠い未来を見越してのことだった・・・というのは考え過ぎかもしれないが、
いつも自分のことよりも周囲のことばかり考えているような祖母だったから、案外本当にそうなのかも知れない。
おばあちゃん、ありがとう。
今日も、晴れです。
三回忌、七回忌、十三回忌・・・と祖母の法要を行う日は、なぜかいつも晴天だった。
まぁ、5月なのだから当たり前といえば当たり前なのだけど、たしか葬儀が行われた日も、雲ひとつない五月晴れだった。
出棺の時に見上げた空はすっかり夏の装いで、やけに眩しかったことを今でも憶えている。
今日は実家に、ワタシの家族をはじめ、主だった親戚が集まる。
祖母の子どもである父も叔父も叔母も、みんな一様に70歳を超えた頃から足腰が弱くなり、以前のように頻繁に会うことができなくなった。
その子どもであるワタシたちも、みんな40代になり、家庭を持ち、全国に散らばり、今は日々の自分の仕事と生活に勤しんでいる。
そんなみんなが一同に会する機会なんて、こういうことでもなければ、もうないだろう。
一年で最も過ごしやすく快活なこの時季に祖母が鬼籍に入ったのは、そんな遠い未来を見越してのことだった・・・というのは考え過ぎかもしれないが、
いつも自分のことよりも周囲のことばかり考えているような祖母だったから、案外本当にそうなのかも知れない。
おばあちゃん、ありがとう。
今日も、晴れです。