りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

大人の流儀。

2019-03-12 | Weblog
夕べ、娘を叱った。

理由は彼女の名誉のためにも伏せておくが、今年20歳を迎える人間の言動としては、どうにも目に余るものがあったからだ。

声を荒げないように、こちらも出来るだけ感情を抑えて話したつもりだったのだが(娘と対峙する前に、妻からキツく念を押されたからなのだけど〕、果たして娘にワタシが言いたいことが伝わったのかどうか・・・。

就寝間際に、本棚から一冊本を取り出して、布団に入った。



この本を購入したのは、何年前だったろう。

ハッキリと覚えていないが、当時のワタシは公私でちょっと色々あった時期だった。
詳細は割愛するけれど、平たく言えば、「オトナ」として生きてゆくことに、ちょっと疲れていたのだと思う。

そんな状態だったから、ベストセラーとなって書店の店頭に山積みになっていたこの本のタイトルに惹かれて、ほとんど無意識のうちに衝動買いをした記憶がある。

今回、それ以来、久しぶりにこの本を手に取った。

上述したような心理状態になるとこの本を欲するようになるのならば、今のワタシも「オトナ」であることにちょっと疲れているのだろうか。

昨夜、娘と対峙して気づいたのは、娘の内面のことではなく、むしろその事にだったのかも知れない。

もうすぐ、平成が終わる。
平成がはじまった時、ワタシは娘と同じ年齢だった。

30年か。

「オトナ」になるには、充分すぎる時間だ。
コメント (2)
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