りきる徒然草。

のんびり。ゆっくり。
「なるようになるさ」で生きてる男の徒然日記。

良くも悪くも、我々は人間。

2013-03-11 | Weblog
人間は、貪欲な生き物だ。

誤解を恐れずに言えば、それだけをエネルギーにして
今まで進化してきたのではないか、と思うことがある。

槍を片手にマンモスを追っていた昔から、指先を動かすだけで
世界中の情報を集められるようになった現代に至るまで。
何かを失えば、それを補い、そこに再び積み重ねる。
それを繰り返して、人間はここまでやってきた。

その貪欲を突き動かす根底にあるものをひとことで表せば、
おそらくそれは、“欲望”という言葉になるのだろう。
しかし、それではあまりにも露骨で無粋に思ったのか、
古の先達はその言葉に取って付けたような衣を纏わせた。
それが、“夢”という言葉ではないだろうか。

今日は、2013年3月11日。

あれから、2年の月日が過ぎた。
2年前の今日、この国(いや、おそらく世界)は、有形無形に
関わらず、とてつもなく大きなモノを失った。

しかし、そこに再び積み重ねていっているのだろうか。
いや、それ以前に、補うことができているだろうか。

あの日以来、“夢”という言葉を安易に使うことが躊躇され、
仮に使ったところで、その言葉に以前のような説得力や
リアリティを感じなくなってしまったのは、私だけだろうか。

だったら、いいじゃないか。“欲望”でも。

そこに人間がいて、これからもこの世界で生存していきたいと
本気で願っているのならば、夢とか希望とか愛とか、そういった
着飾った言葉は一旦横に置いて、剥き出しの欲望をさらけ出して
補い、再び積み重ねていけばよいではないか。

良くも悪くも、我々は人間。
それを連綿と繰り返した結果、この星で最も高度に進化した
生命体となったのだから。

私たちには、その責任があるのではないだろうか。
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代役。

2013-03-08 | Weblog
風邪が妻に伝染ったようだ。
一昨日から発熱して、昨日は仕事を休んだ。

昨年から働きはじめた妻が仕事を休むのは、今回が初めてだった。
少人数体制の仕事で、出勤する人間は毎日シフトで決まっている。
ただでさえ忙しいのに、自分が休むことで同僚に負担をかけて
しまうことに、相当の迷いがあったのだろう、朝、職場に欠勤の
電話する時、かなり困惑している様子だった。
それは、いつも周囲に気を遣っている彼女らしい姿だった。

もし、自分が彼女の立場であっても、同じように悩んだと思う。
そして、悩んだ末に無理をして仕事に行ったかもしれない。

でも客観的な立場になると、そうは思えなくなるから、人間は不思議だ。

どんな仕事でも、1人欠員が出たところで、その仕事が完全に滞って
しまうことは、あり得ない。
どんな企業でもどんな仕事でも、そうならないようにやっていくし、
むしろ、そうでないといけない。

“自分”は特別な存在ではない。
代役は、いくらでもいるのだ。

こうやって書いていると虚しくなりそうけど(笑)、それが社会と
いう世界の紛れもない事実なのだと思う。

でも、家庭は違う。

彼女はわが家の“妻”であり“母”であり、子どもにとっても私に
とっても、代役はどこにもいない。特別な存在なのだ。
仮に二者択一しなければいけないとするならば、どちらを選ぶべきか、
答える必要はないだろう。

妻は大事をとって、今日も休んでいる。
しかし、明日からは土日も関係なく4日間出勤とのこと。

今日は、早めに仕事を終えて帰宅しようと思う。
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ぽかぽか。

2013-03-06 | Weblog
会社の近くの桟橋で昼休み中。

いい天気。

あったかい。

もう、春なんだな。

でも、景色は霞んでる。

いや、霞んでるというよりも、煙ってる。

仕方ないか。

花粉や黄砂に加えて、今年は変な粒子も飛んで来てるからな。

仕方ないか。

黄砂はもちろんだけど、変な粒子にも国境は関係ないからな。

・・・そうか。なるほど。そういうことか。

彼の国は、国境ってものは関係ないんだ。何事につけても。
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もう、年寄りなのかも知れない。

2013-03-05 | Weblog
トリンドル玲奈 と 春香クリスティーン。

さかなクン と もう中学生。

JOY と ユージ。

松下奈緒 と 柴崎コウ。



上記の4組は、テレビに出てきても、
いったいどっちなのか、
ボクには瞬時に見分けがつかない。



以上。
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1000年女王。

2013-03-03 | Weblog
今朝、目覚めて体温を測ったら、平熱に戻っていた。

今日はかかりつけの近所の病院が日曜当番医だったので、
念のため、病院へ行って診察してもらった。

診断の結果、風邪だろうとのこと。
一気に高熱が出て、身体中の関節が痛くて、脱水状態が
酷かったので、十中八九インフルエンザだと覚悟していたのに。
とりあえず長引かなくて、よかった。

ところで夕べ、布団の中で意識朦朧となっていた時、
突然頭の中で、

「私は、1000年女王・・・」

という声が聞こえた(笑)

若い人には分からんだろうなぁ。
いや、同世代でも覚えている人はもう少ないかも。

なんで、いきなりそんな言葉が聞こえたのか分からないけど、
目が覚めて体温計で体温を測る前に、スマホを手に取って
YouTubeを見てしまったよ(笑)

「星空のエンジェルクイーン」、久しぶりに聴いたけど、
やっぱりいい歌でした ♪
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春なのに。

2013-03-02 | Weblog
どうやらインフルエンザを発症した模様・・・(-。-;

ちゃんと予防接種したのになぁ。
それにしても、世間ではすでに花粉症の話題が
出始めているこの時期に発症するか?

まったく、タイミングの悪さは相変わらずだわ(; ̄ェ ̄)

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生家。

2013-03-01 | Weblog
昨日、妻と久しぶりに二人だけで出かけたことを、日記に書いた。

海を望むレストランで昼食後、とある所へ行った。
それが、ここ↓



何の変哲もない・・・という表現が逆に適切ではないほど、
古い古い、本当に古い平屋の木造住宅。
事前に調べておいた住所を手がかりに、スマホのグーグルマップを
片手にたどり着いた。

場所は、広島県竹原市。
民家が密集したクルマも通れないほど細い路地を抜けて、眼前に
山が迫る谷間の最奥部に、この家はあった。

ここまで書いて、この廃屋のような家が何たるかが分かった方は、
かなりのマニアと拝察します(笑)



この家、実は、あの広島が生んだロック・シンガー、浜田省吾の
生家なのだ。



同じ広島県内で、しかも至近距離なのだから、以前から一度訪れたいと
思っていたのだけど、“いつでも行ける”と思っていると、いつまでたっても
行動に移さないのが人間という生き物(笑)。
おかげで生家の存在を知って(ファンクラブの会報に掲載されていた)以降も、
丸20年以上、足を運ぶことがなかった。

ネット社会になってからというもの、コアなファンの方たちがこの生家へ
訪れたことを自身のホームページやブログにいくつもUPされている。
地元の人間なので、そこから所在地はおぼろげに分かっていた。
しかもそれらのネットの情報によると、今は誰も暮らしていない空家との
ことなので、今回思いきって訪れた・・・というわけなのです。

ボクも10代の頃からの浜省ファンなので、生家が自分の目に映った時は、
やっぱり感慨深かった。

2部屋だけの間取り。
“男の子(省吾)が生まれた”と産婆さんに教えられたお父さんが、
あまりの嬉しさに、土足のまま一目散に駆け上がったという縁側。
狭い庭から遠くに見える瀬戸内海。

インタビューや自叙伝で語られている生まれた時のエピソードは、
本当だったんだと実感した。

長年のファンと言いながらも、実はこの1年ほどは、あまり浜田省吾を
聴いていなかった。精神的に、どうも彼の曲を聴く気になれなくて、
かなり距離を置いていたような気がする。

でも、さすがに昨日の帰り道は、車の中で浜田省吾の曲を流しながら
家路についた(笑)

あらためて思った。
「路地裏の少年」って、本当にいい歌だなぁ。
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