林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

2010年関西の旅-そして、神戸4.

2010-08-03 | 鉄道・旅行
 4.雨の予定変更-交通科学博物館見学

翌日、朝起きた時にはまだ雨は降っていなかったが、
それでもテレビの天気予報では雨の予報になっていた。
予定では阪急伊丹線、甲陽線を取材し、阪神西九条の駅取材をしてから、
京阪本線枚方市駅で車両取材をすることになっていた。
しかし雨の予報では外での撮影は出来ない。
そこで予定を変更して交通科学博物館の見学に行くことにした。
交通科学博物館は大阪環状線弁天町駅に併設する形で、
鉄道車両の実車の保存を含めて多くの資料が保存されている博物館で、
東京秋葉原にあった交通博物館の大阪版といったところ。

7月11日日曜日は6:00a.m.に起床し、シャワーを浴びる。
そして7:00a.m.を待って1階の食堂で無料朝食を喰う。
おにぎりもあったがパンのみをチョイス、サラダ、コーンポタージュスープ、
食後にはコーヒーを飲む。
ヴィアイン新大阪は何度も泊まっているが、
以前はあったヨーグルトが今回はなくなっていた。
チェックアウトして旅行用バッグをコインロッカーに預け、
大阪市営地下鉄御堂筋線で梅田、阪神電鉄に乗り換えて尼崎に行き、
ここで阪急の車両取材をやってから阪神なんば線で西九条へ。
以前は西九条が終点だったが、大阪難波まで延伸されたために新設部分を取材する。
そのあと隣の九条まで行き、大阪市営地下鉄中央線に乗り換えて弁天町へ。
九条は阪神は地下駅だが、大阪市営地下鉄は高架駅である。
弁天町の駅を降りて道を渡ったところに交通科学博物館の入口がある。



入場料は400円で本館展示場から見学する。
まず最初に目に入ってきたのが宮崎実験線を走っていたマグレブリニアML500形。
一部カットされているが、それでも実機を見られたのは嬉しい。
更に0系新幹線1号車である4両が保存されている。
0系新幹線を保存している施設は幾つかあるが、そのほとんどが先頭車両のみであり、
中間車両を含めた4両の保存は珍しい。
そのほか本館展示場には1800型蒸気機関車とEF52型電気機関車の実機が保存されている。
屋外の展示場にも実機が保存されているが、
ここは2代目京都駅のプラットホームの一部を移設している。



ここにはD51型2号機、C62型26号機、230型233号機の蒸気機関車、
80系特急形気動車であるキハ81形3、
80系直流電車である湘南色のクハ86形クハ86001とモハ80形モハ80001、
マロネフ59形2等寝台緩急車マロネフ59-1、スハシ38形3等食堂合造車スハシ38-102、
そして食堂車として営業しているナシ20形食堂車ナシ20-24の客車が保存されている。
また鉄道記念物の7100形蒸気機関車7105号機は別にガラスの部屋に保存されている。
7100形蒸気機関車は「義経」という愛称が付けられていて、
大宮の鉄道博物館に保存されている「弁慶」とともに、
北海道の官営幌内鉄道のためにアメリカから輸入された機種である。
第2展示場にはディーゼル機関車3両の実機が保存されている。
DD13型638号機、DD54型33号機、DF50型18号機の3両である。
昼食は北休憩室の売店で駅弁「神戸のステーキ弁当」を購入し、喰う。
途中で突然激しく雨が降り出し、それは降ったり止んだりしながらもずっと続いた。
コメント
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