14.卑弥呼の里の甘木鉄道-日本発祥の地
甘木鉄道は国鉄の第1次特定地方交通線の甘木線を引継ぎ、
1985年7月11日に設立された第三セクター鉄道である。
甘木線は鹿児島本線基山から分岐して甘木までを結ぶ路線で、
1939年4月28日に全線が同時に開業した。
1981年9月18日に第1次特定地方交通線として廃止が承認された。
それを受けて沿線地方自治体や貨物輸送を行っていた麒麟麦酒などが出資して、
第三セクターの甘木鉄道が設立された。
1986年4月1日に甘木線を引継ぎ、開業させた。
甘木線は基山から甘木までの全線非電化単線の13.7kmの路線である。
予定では13:12の列車で甘木に向かうつもりだったが、
基山で50分の時間は必要なかったため、
予定よりも1本早い12:30の列車で終点の甘木に向かう。
甘木鉄道では車両として軽快気動車を使用している。
これは富士重工のLE-DCシリーズのひとつで、2001年から導入、
一般型のAR300形は7両、イベント用AR400形1両が在籍する。
AR400形は「卑弥呼」の愛称がつけられている。
甘木駅は車両基地も兼ねており、側線に停まっている未投入の車両取材もする。
駅前には「日本発祥の地 卑弥呼の里 あまぎ」という石碑がある。
ここ、甘木は邪馬台国の所在地候補のひとつとなっている。
邪馬台国の場所については近畿説、九州説があり、
九州説の中にも北部九州広域説、大宰府天満宮のあたり、
大分県の宇佐神宮、宮崎県西都原古墳群など諸説があり特定していない。
甘木が卑弥呼の出身地とする説も論拠が揃っているわけではなさそうだが、
地元にとってはこれも大きな観光財産となるのであろう。
邪馬台国が日本史の中で初めて出てくる中央集権的国家であり、
そういった意味ではもし甘木が卑弥呼生誕地であれば、
ここかせ日本発祥の地と云ってしまってもいいのかも知れない。
ここから西鉄甘木線の甘木駅まで歩き、13:31甘木発の列車に乗る。
予定ではこれで花畑まで行くつもりだったが、
気が変わって西鉄久留米で下車し、ここで駅取材する。
14:22発の特急に乗り込み、次の西鉄二日市まで行く。
甘木から通り越した宮の陣までが西鉄甘木線で、この区間も完乗したことになる。
これで西鉄の未乗車区間は太宰府線のみとなった。
甘木鉄道は国鉄の第1次特定地方交通線の甘木線を引継ぎ、
1985年7月11日に設立された第三セクター鉄道である。
甘木線は鹿児島本線基山から分岐して甘木までを結ぶ路線で、
1939年4月28日に全線が同時に開業した。
1981年9月18日に第1次特定地方交通線として廃止が承認された。
それを受けて沿線地方自治体や貨物輸送を行っていた麒麟麦酒などが出資して、
第三セクターの甘木鉄道が設立された。
1986年4月1日に甘木線を引継ぎ、開業させた。
甘木線は基山から甘木までの全線非電化単線の13.7kmの路線である。
予定では13:12の列車で甘木に向かうつもりだったが、
基山で50分の時間は必要なかったため、
予定よりも1本早い12:30の列車で終点の甘木に向かう。
甘木鉄道では車両として軽快気動車を使用している。
これは富士重工のLE-DCシリーズのひとつで、2001年から導入、
一般型のAR300形は7両、イベント用AR400形1両が在籍する。
AR400形は「卑弥呼」の愛称がつけられている。
甘木駅は車両基地も兼ねており、側線に停まっている未投入の車両取材もする。
駅前には「日本発祥の地 卑弥呼の里 あまぎ」という石碑がある。
ここ、甘木は邪馬台国の所在地候補のひとつとなっている。
邪馬台国の場所については近畿説、九州説があり、
九州説の中にも北部九州広域説、大宰府天満宮のあたり、
大分県の宇佐神宮、宮崎県西都原古墳群など諸説があり特定していない。
甘木が卑弥呼の出身地とする説も論拠が揃っているわけではなさそうだが、
地元にとってはこれも大きな観光財産となるのであろう。
邪馬台国が日本史の中で初めて出てくる中央集権的国家であり、
そういった意味ではもし甘木が卑弥呼生誕地であれば、
ここかせ日本発祥の地と云ってしまってもいいのかも知れない。
ここから西鉄甘木線の甘木駅まで歩き、13:31甘木発の列車に乗る。
予定ではこれで花畑まで行くつもりだったが、
気が変わって西鉄久留米で下車し、ここで駅取材する。
14:22発の特急に乗り込み、次の西鉄二日市まで行く。
甘木から通り越した宮の陣までが西鉄甘木線で、この区間も完乗したことになる。
これで西鉄の未乗車区間は太宰府線のみとなった。