林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

入社面接

2014-10-14 | 日記
突然、本社総務部に異動になった。
総務部の女性社員が長期休暇に入るので、その欠員補充だという。
しかし彼女が休職後に直ぐ復帰するために人事異動ではなく、
あくまで現支店に在籍しながらのレンタル移籍なのだという。
総務の仕事なんてやったことないし、とても出来るとは思えないけれど、
会社の命令なのだから仕方がない。
本社に出勤し、総務部長に挨拶した。
部長は社内を案内し、そして昼食の場所について説明して来た。
「本社には社員食堂はないが、近くにショッピングモールがあるので、
本社の社員はみんなそこで昼飯を喰っているんだ!」
そう云って会社の隣にあるショッピングモールへ連れて行った。
大きな坂を下ったところにあるそのショッピングモールの食堂は、
フードコートのほかにも有名な居酒屋や中華料理店などが入っており、
よく見ると芸人の有吉弘行氏が後輩芸人を連れて騒いだりしていた。
本社に戻ると部長から今度の新入社員の入社面接を全て任せると云われた。
入社面接なんてやったことなかったが、自分なりのアイディアでやるしかない。
そこで企画書を作成し、“合コン面接”というのを提案した。
学生が入社面接のために会社に来たら、全員を一度に会議室に通す。
しかしいそこは会社の幹部はおらず、美人の女性社員がビールを持って待っている。
ひとり学生にふたりのOLが酒を勧めながら色々学生生活について聞いていくのだ。
最初は緊張していた学生も合コンのノリでつい本音を喋ってしまうだろう。
おいらは手伝いの若手社員に混じって合コンのお世話をするのだが、
その中で学生の評価もこっそりとチェックしていく。
この合コン面接は大成功で、学生たちは大いに盛り上がり、或いは失態を露呈していた。
面接評価表にこっそりと記号を記入しながら、
盛り上がっている学生を漠然と見て、
少し羨ましく思っている自分がいた・・・。
出来れば学生側の立場になりたい・・・。
まあ、自分が学生側だったら絶対に入社は出来ないと思うけれど・・・。

※これは林檎乃麗が入院中に見た夢を文章化したものであり、
実在の企業、及びその人事制度、新入社員面接方法、芸人、その後輩との関係とは一切関係ありません。
コメント
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