林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

林檎乃麗の「とほほ・・・。」な日常を綴っています。 

青春の旅立ち-大阪から名古屋へ20.

2021-02-09 | 鉄道・旅行

 20.大府のDLと豊竹線完乗への挑戦

昼食を喰ってそのまま青春18きっぷでJR名古屋駅に入場、
12:16名古屋発の新快速豊橋行きに乗り込む。
この段階で予定より45分の前倒しになった。
予定では名古屋で2時間4分の時間を取っていたが、
昼食を喰っただけでそのまま入場したため、
遅延を埋め合わせるだけでなく、予定を前倒しできたのだ。
ただ、電車に乗り込んで気付いたが、
予定では旅行用バッグをコインロッカーに入れるつもりだったが、
そのまま電車に持ち込んでしまった。
もう戻れないのでバッグも持ったままの取材決行になる。
新快速のため金山に停車すると次は大府である。
大府には12:31に到着、ここから武豊線に乗り換えることになっているが、
側線に貨物列車が停車しているのを目撃する。

貨物列車の場合、後回しにするといなくなってしまうこともあるので、
先にこれらを取材、このあと駅取材も決行する。

このDLは一見すると国鉄形DE10形に見えるが、
よく見ると形式名が「KE65 3」となっている。
更に車体には「衣浦臨海鉄道」と書かれていた。

衣浦臨海鉄道は衣浦湾の工業地帯の貨物輸送を目的に、
国鉄(現・JR貨物)、川崎製鉄(現・JEFスチール)や、
沿線自治体が出資して誕生した第三セクター鉄道である。
自社所有する機関車はDE10形と同一使用の、
KE65形4機が所有、廃車増備の関係で、1から3と5が在籍する。

JR大府駅は単式1面1線と島式1面2線の、
計2面3線の地上ホームを有する東海道本線の駅である。
また知多半島方面に伸びる武豊線も接続しており、始発駅となっている。
駅舎側の単式ホームは東海道本線上り主本線、
内側の島式ホームの2番線は武豊線が使用、
一部東海道本線上りの待避列車も使用する。
3番線も武豊線が使用、東海道本線下り待避列車も使用する。
外側の島式ホームの4番線は東海道本線下り主本線となっている。
5番線は柵が設置されていて旅客営業は使用されず、
通過する貨物列車のみが使用する。
東海道本線が熱海から清洲(現・枇杷島)から延伸したのは、
1886年4月1日で、その1ヶ月前、
同年3月1日には武豊から熱海の区間が先に敷設された。
この路線は武豊港からの資材運搬が目的であった。
そのため武豊線の方がまっすぐ南下し、
東海道線の方が左にカーブする線形になっているが、
それは武豊線の方が先に敷設したためである。
大府に駅が出来たのは1887年9月10日である。

大府に到着した段階で始発の武豊線は12:51だが、
20分で側線の貨物列車取材と駅取材を十分にこなすのは不可能なので、
1本あとの13:21武豊線始発に乗り込むことにした。

コメント
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