林檎乃「とほほ・・・。」ブログ

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小田急駅取材と山北鉄道公園の旅9.

2022-08-12 | 鉄道・旅行

 9.山北鉄道公園のSLと松田駅-無意味な徒歩移動

JR松田駅から乗った313系は、
9分の乗車で山北に到着する。

山北駅は島式1面2線の地上ホームを有する御殿場線の駅である。
北口の駅舎とは跨線橋で結ばれている。
JR御殿場線はもともと東海道本線として敷設された路線である。
現在の東海道本線のルートは山岳地帯を通過するため、
当時の技術では建設が困難とされ、国府津から御殿場を経由して沼津に至る、
現在の御殿場線のルートで建設された。
それでも山岳地帯通過のために補助機関車の連結が必要になり、
その連結作業をしたのがこの山北であり、
山北機関区が併設されており、かつては鉄道の町として栄えた。

改札をSuicaで出場、駅舎取材をしてから山北鉄道公園に行く。
行き方が分からず、交番前にいたお巡りさんに教えて貰った。
跨線橋で北側に渡り、山北鉄道公園に行く。
公園自体はそれほど大きくなく、
保存されているD52形70号機がメインとなっている。

山北機関区に所属し、東海道本線時代の御殿場線の、
山岳地帯通過用の補助機関車として使用された7機のうちのひとつである。
1970年7月21日に山北鉄道公園は開業、
D52形70号機もこの時からは静態保存されていたが、
山北町が中心となり、圧縮空気による動態化が検討され、
2016年10月14日に動態復元された。
保存場所の手前に約12mのレールを継ぎ足して圧縮空気で走行する。

たった12mではあるが、動態復元されたD52形は、山北町の誇りである。

ここを十分に取材して、山北駅まで戻り、10:54の御殿場線で松田まで戻る。
事前にネットで調べて地図をプリントアウトして持参、
JR松田駅北口から徒歩移動で小田急新松田駅まで行く。
しかし新松田駅まで行って気付いたのだけれど、
JR松田駅南口からは小田急新松田駅とは道を挟んで隣接していた。
意味のない徒歩移動だった。
事前に調べておいた新松田駅近くの「ドゥルガダイニング」で昼食を喰い、
改めて小田急新松田駅を取材して、足柄駅を目指すことにする。

コメント
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