13.小田急江ノ島線取材の断念と下北沢への下車
伊豆箱根鉄道大雄山線で五百羅漢駅から小田原に戻る。
小田原はJR東日本、JR東海、小田急電鉄、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道の5社が乗り入れる。
JRの在来線はJR東日本が管理、また東海道新幹線も停車するため、
JR東日本とは別に新幹線専用の改札口をJR東海が管理している。
小田急と箱根登山鉄道は改札口を共有している。
箱根登山鉄道は小田急箱根ホールディングスの傘下で、
小田原から箱根湯本までの区間は小田急の車両によって運行されている。
そのため、実質的には箱根湯本までが小田急の路線のようにも見える。
小田原は江戸時代から宿場町として栄えていて、
JR東日本の改札口には小田原提灯の巨大オブジェがぶら下がっている。
小田原ではいったん西口で出て、駅取材する。
このあとは予定は小田急小田原線で相模大野まで行き、
小田急江ノ島線に乗り換えて藤沢を目指す。
時間的に余裕があれば、片瀬江ノ島、鵠沼海岸で駅取材する。
そのあと藤沢で夕食を喰い、SuicaでJRに入場、
東海道本線で大船まで行き、横須賀線に乗り換え、
総武快速線直通で帰宅する。
横須賀線に乗り換えるの前に大船軒で鰺の押寿しを買い、
これをつまみグリーン車で缶ハイボールを愉しむ。
この予定で小田原で13:36発の急行に乗り込んだ。
しかしここまでの疲労が蓄積していたせいか、車中で爆睡してしまい、
目が覚めたら次の停車駅が新百合ヶ丘になっていた。
新百合ヶ丘と相模大野は急行でたぶん20分くらいなので、
本来なら新百合ヶ丘で下車して逆方向に乗り込むべきだ。
新百合ヶ丘は駅取材していないのでここでひとつ仕事が増えるのもいい。
だが、目が覚めたがまだ体調が完全に回復しておらず、
下車する気力がなくて新百合ヶ丘でも下りずにそのまま新宿方面に行ってしまった。
だが、下北沢まで来た時にここで下車することにした。
小田急下北沢駅は既に取材済だったが、
当時は地上ホーム時代で、地下化した以降には訪問していない。
新しくなった下北沢駅を見てみたいと思ったのだ。