7.新宿駅の朝食とMSEの入線-旅の始まり
10月3日日曜日は、晴れていて天候的には問題はなかった。
朝食は喰わず、06:49の総武緩行線に乗車する。
幕張駅で乗り込む時に幕張車両センターから千葉まで回送される、
通称“千葉あずさ”に充当されるE353系を見掛けた。
予定では津田沼で始発に乗り換えて新宿まで行く予定だったが、
思ったよりも空いていたので津田沼では下車せず、
そのまま新宿まで行くことにした。
新宿到着は07:50で、乗り換え時間は50分ある。
まずは小田急の改札口まで行きここの券売機で、
1日全線フリー乗車券と「ふじさん11号」の特別急行券を購入する。
1日全線フリー乗車券は\2,000円、特別急行券は新宿から松田で700円だった。
まずは1日全線フリー乗車券で改札を入場する。
1番線、2番線の特急ロマンスカー専用ホームに、
70000形GSEが停車していた。
これを取材して駅弁を購入しようと思ったが、
前回売店があった場所はセブンイレブンになっていて、
駅弁は売っていそうもなかった。
仕方がないので外で弁当を買おうと思い、いったん改札を出る。
全線フリーきっぷなのでこういう芸当も出来る。
駅弁を買える場所を探していたが、駅蕎麦を見つけ、
まだ出発時間まで30分以上余裕があるので、
予定を変更してここで朝食を喰うことにした。
「箱根そば本陣」で小海老入りかき揚げ天・うどん530円喰う。
このあと再び1日全線フリー乗車券で入場し、列車の到着を待つ。
13分前に60000形MSEが入線してきた。
これは小田原を07:04に出発した「モーニングウェイ52号」である。
観光需要というよりも通勤需要として設定されている特急である。
車内清掃して折り返し08:40始発「ふじさん11号」となる。
入線前に売店でミックスサンド、コルネート、お茶などを買い車内に持ち込む。
車内の座席のグレードはあまり高くは感じないが、
特急料金から考えれば仕方がない。
むしろそれほど混んでいなかったのでこのグレードで十分である。
08:40定時に新宿駅を発車した。
松田駅までは1時間13分の旅である。