とうとう、梅雨特有のムシムシと暑い日がきてしまった。
寝具の上掛けを夏用に取り替え、半そでのTシャツを箪笥に入れ、エアコンのほこりを掃った。
それから、庭に出て、十分に育ったプチトマトの苗を、大きな鉢に植え付けをした。
そして、体が暑さに慣れてきたのを見計らい、今まで横目で見やっていた、温度と湿度でやたらと勢いついた雑草を取ろうと決心した。
芝に蔓延るカタバミや血止め草を目の敵にして、鎌を使わずに手でむしりとる。
ぶちぶちぶち・・・と、地面に蔓延る茎をはがす音が、静かな庭に響く。
ねこは、人がいると安心して、気持ちよくまどろんでいる。
薔薇に棲んでいたアマガエルが、この近辺を徘徊していたヘビの”チロ”に食べられてしまったと思い、落胆していたが、ラズベリーの葉の上に発見して、安堵した。
そうして、もくもくと雑草を退治していたら、植木鉢の陰に隠れていたらしいトカゲが、ちょろちょろ這い出してきた。
すぐにどこかへ逃げ隠れるだろうと思っていたら、いつまでもうろちょろしているではないか。
尻尾の先まですうっと伸びた、褐色のトカゲ。
よくぞいままで、あのねこの魔の手から逃げ果せているものだと、感心した。
そうしたら、ある出来心がむくむくと芽生えてきた。
「捕まえてみよう」
二度ほどで、なんなくトカゲを捕まえられた。
あらら、おやおや、こんな調子で大丈夫なの?
出来心はさっさと抑え、トカゲをすぐさま開放した。
普通ならば、驚いたトカゲは一目散に植木鉢の下へでも隠れるはず。
なのに、相変わらず人の周りをちょろちょろしている。
もしかして、遊んでいるのかな?
それとも、ねこからうまく逃げ果せているのを自慢しているのかしら。
なにはともあれ、もくもくとやっていた草取りが、トカゲとアマガエルとねこの存在のおかげで、楽しい時間になった。
こうしてブログにも書くことが出来たし、みんな、ありがとう。
寝具の上掛けを夏用に取り替え、半そでのTシャツを箪笥に入れ、エアコンのほこりを掃った。
それから、庭に出て、十分に育ったプチトマトの苗を、大きな鉢に植え付けをした。
そして、体が暑さに慣れてきたのを見計らい、今まで横目で見やっていた、温度と湿度でやたらと勢いついた雑草を取ろうと決心した。
芝に蔓延るカタバミや血止め草を目の敵にして、鎌を使わずに手でむしりとる。
ぶちぶちぶち・・・と、地面に蔓延る茎をはがす音が、静かな庭に響く。
ねこは、人がいると安心して、気持ちよくまどろんでいる。
薔薇に棲んでいたアマガエルが、この近辺を徘徊していたヘビの”チロ”に食べられてしまったと思い、落胆していたが、ラズベリーの葉の上に発見して、安堵した。
そうして、もくもくと雑草を退治していたら、植木鉢の陰に隠れていたらしいトカゲが、ちょろちょろ這い出してきた。
すぐにどこかへ逃げ隠れるだろうと思っていたら、いつまでもうろちょろしているではないか。
尻尾の先まですうっと伸びた、褐色のトカゲ。
よくぞいままで、あのねこの魔の手から逃げ果せているものだと、感心した。
そうしたら、ある出来心がむくむくと芽生えてきた。
「捕まえてみよう」
二度ほどで、なんなくトカゲを捕まえられた。
あらら、おやおや、こんな調子で大丈夫なの?
出来心はさっさと抑え、トカゲをすぐさま開放した。
普通ならば、驚いたトカゲは一目散に植木鉢の下へでも隠れるはず。
なのに、相変わらず人の周りをちょろちょろしている。
もしかして、遊んでいるのかな?
それとも、ねこからうまく逃げ果せているのを自慢しているのかしら。
なにはともあれ、もくもくとやっていた草取りが、トカゲとアマガエルとねこの存在のおかげで、楽しい時間になった。
こうしてブログにも書くことが出来たし、みんな、ありがとう。