rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

叙情あふれ歌うピアノ、シューベルト:即興曲

2011-06-08 23:14:35 | 音楽たちークラシック
ツィマーマンの繊細に心地よく音が滑らかにすべり来る演奏に、しばし時間の経つのを忘れ聴き入ってしまう、シューベルトの即興曲。
美しい、その一言だけが胸に居座る。
夏の離宮にそよぐそよ風、木漏れ日、小川のせせらぎ、甘く芳しい白百合の香り、そんな情景が目に浮かんでくる。
優しく切ない絹糸の調べが、幾重にも張り巡り来るようだ。
本当に、美しい調べ。
この音楽は、心を覆い、または沈殿した、悲しみ苦しみ怒りを洗い流して鎮めてくれる。
美しいものは、穏やかに心を癒す薬になると、お思いになりませんか?


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それでも、日は経ち、人は生きていく、「未来」があるかぎり

2011-06-08 00:18:23 | つぶやき&ぼやき
何事にも慣れてしまい、驚きにくくなった頃になって、ことの核心に近い事実のようなものが明らかにされていく。
いまや、”メルトダウン”ならぬ”メルトスルー”なる言葉も出てくる始末。
真実は、容赦なく残酷であったりする。
しかし、真実を真摯に受け止めて、最悪の未来を回避する方法を模索しなければならないこともある。
「姥捨て山」思考を、取り入れなくてはならない事態かもしれない。
皮肉なめぐり合わせか、「デンデラ」という姥捨て山のその後の老婆たちの姿を描いた映画が封切られるとか。
口減らしのために捨てられる老婆たちだが、生きる力は衰えてはいない。
老人には、老人の使命があるのだ。
老人だからこそできること、老人だから守るべきものがある。
”未来”は、誰の為にあるのか?
全ての人に等しく未来に憧れる権利があり、未来を手にする機会も持っている。
老人に未来はないなんて、嘘っぱちだ。
老人だからこそ、未来を熱望し、築いていくべきなのだ。
これから生まれ来る新たな命と未来のために、年老いた人たちの力を借りる必要がある。
でも、それを年老いた人たちに頼む術を持ち合わせた人がいるのだろうか?
人に眠った仏性を呼び覚ましてくれる人がいるならば、未来への慈しみの心で率先して奉仕してくれる年老いた人たちが、決起して、未来への道筋をつけてくれるかも知れない。
「光明」を灯すのは、年老いた人たちであるような気がしてならないのだった。