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L’IDEA DEL CAVALIERE
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マリノ・マリーニは、20世紀イタリアの芸術家。
どちらかといえば、彫刻家として有名かもしれないが、絵画もどうして素晴しいものを作る。
素朴で荒削りのような風合いが、古代への彼の憧れを物語る。
モチーフとして好み、終生繰り返し登場させたのは馬にまたがる人の姿。
やはりこれも、古代への憧れからか、それともその生命の力強い躍動感が彼を捉えて放さなかったのか。
単純に、形のバリエーションが創りやすいといったものではないと思うのだ。
前出のブランクーシンと同じく、マリノ・マリーニの彫刻と絵画も身近に置いて眺めていたい。
シンプルなフォルムだからこそ、見るものが入り込み、そのときの感情で投影するものが変化する、そういうものがいいと思える歳になった。
部屋に、庭に、無造作にこれらの作品を置き、移りゆく季節と共に過ごせたら、人生が豊かになりそうだ。
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rider 1948
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Giocolieri
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