rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

リコーダーの秋、16~17世紀イタリアの音楽

2014-10-15 15:34:58 | 音楽たちークラシック


Girolamo Frescobaldi - Canzona "La Bernardina" (recorder & basso continuo)



Washington Cornett and Sackbutt Ensemble: Merulo Canzon a 4



Giovanni Maria Trabaci (c1575-1647): Gagliarda Seconda detta La Scabrosetta [a5]

リコーダーの音色は柔らかくしかも透き通っている。
今年は近年まれにみる長い秋なので、それを十分に楽しむためにリコーダーの音色を添えてみよう。
あいにくと今日は冷たい雨が降っている。
ホットミルクをほんのり甘くして、やさしく甘い香りと味とともに音楽を聴こう。

ジローラモ・フレスコバルディは、17世紀イタリア・バロック音楽の作曲家で、オルガン音楽を得意とする。
クラウディオ・メールロは、16世紀イタリア・ルネサンス音楽の作曲家、オルガン奏者としても一流で、後世の音楽家に影響をもたらした。
ジョヴァンニ・マリア・トラバーチは、16~17世紀イタリアの初期バロック音楽のオルガン奏者兼作曲家、多くの宗教曲、世俗声楽曲を残した。
ジョヴァンニ・ピエルルイージ・ダ・パレストリーナは、16世紀イタリア・ルネサンス後期の作曲家。

特にルネサンス期の音楽は、素朴さが漂って癒される。
唐突だが、ホクホクぽくぽくとした栗やサツマイモなどとともに、秋を堪能してはいかがだろうか。



Palestrina - Ricercar del Primo Tuono - Taylor Recorder Consort



Palestrina - Pulchra es anima mea - Julien Martin


度を過ぎた悪ふざけ

2014-10-14 23:25:06 | つぶやき&ぼやき
イスを引いて人を転ばす悪ふざけは、相変わらずなくならない。
打ち所が悪ければ大事故にもなりかねない所業、幼い頃より何かと注意されている人も多いはずだ。
ところが、いささかの分別もつくであろう高校生にもなっていまだその悪ふざけをするものがいるのだ。
なんとその当事者に我が中くらいの人がなろうとは驚きであった。
始業の前の着席時にそれは起こったという。
引かれたイスの際にしたたか背中をぶつけ、中くらいの人は打ち身と擦り傷を負った。
教師がその場に居合わせたかどうか聞いていないが、中くらいの人は相手に反撃するのを思いとどまり、抗議だけに留めたらしい。
その後、ラインで反省の意を伝えてきているというが、それがどの程度のものか疑わしい。
今のところ普通の生活を送れているので、今晩は様子見といったところだ。
と、そのようないきさつを見ていた小さい人もぽつりと話す。
小学4~5年生の頃、教室で”イス引きイタズラ”について注意があったすぐあとの教師不在のときに、小さい人もイスを引かれて尻もちをつかされたのだそうだ。
それをしたクラスメイトは問題行動の多い子供だったので、小さい人はその場で怒り、怪我がなかったから教師には伝えなかったのだという。
たしかに、子供同士の世界では、怪我など表に出ないトラブルならばいちいち大人に伝えない場合が多い。
そして、それもまた当然なのだ、どこまでも大人がしゃしゃり出るのは好ましくない。
その前に大人が、やってはいけない危険なことなどを事あるごとに言って聞かせるべきだと思う。
しかし、今日の出来事には驚いて呆れ返ってしまった。
短絡的で幼すぎる所業に、嘆かわしくなってしまった。
これは、学校の教えるところではなく、それ以前の問題だろう。
そうなると問題は根深くて、ちょっと途方にくれてしまうのであった。
いや、この”イス引きイタズラ”ばかりではない、さまざまな物事の端々に困惑することが隠されているのに思い当たり、遠い目になってしまうのだ。


完璧なバラ

2014-10-13 22:22:08 | 植物たち

完璧なバラ

昨日、台風の脅威から保護したバラたち。
涼しい季節、家の中の北窓のところに飾っておくと、花はゆっくりと開いていく。
今朝からほぼこの形を維持しているバラは、理想的な開き具合、まさに「完璧なバラ」。
バラのすばらしさは、花の形・色・香りばかりではなく、蕾から散り際までの花の状態がどの場合でも見応えがあること。
人によって好みはあれど、この咲き具合のバラが”完璧”なことに異論はないと思う。
いろいろなバラを育て楽しみたいと予てから考えているが、ピンクとアプリコット色に濃いピンクと朱赤の四季咲き、ミニバラの白が、私に多くの喜びを与えてくれるので、このバラたちを大切に守っていこう。
とはいえこれから秋バラの最盛期、浮気心でどこかのバラ園に出かけてみたいのであった。






台風の前に

2014-10-12 22:31:14 | 植物たち

アプリコット色のバラ

台風19号ヴォンフォンが来る前に、咲いているバラの花を保護した。
そうできない花たちは、雨風で痛めつけられていないきれいな姿のうちに写真に撮る。
先日打ち上げられた次世代型気象衛星ひまわり8号が、5分おきに雲の状態を知らせる情報で、より正確な気象変化が予想できるようになるらしい。
このあたりは14日未明あたりに通過するというので、早めの台風対策が打てる。
こと安全については、「かも知れない」思考はとても有効だ。
被害にあってからではリセットは効かない。
しかし、人の習いとして「だろう」精神は抜け切らなく、毎度同じことの繰り返しで事故を起こし被害に泣く人が後を絶つことはない。
マスコミも連日台風19号への注意喚起をしつこく流しているけれど、この場合大切なことだろう。
勢力が衰えていない台風19号によって、九州奄美地方で多くの被害を出していると聞く。
気をつけていても被害がないとは限らず、だからこそより正確になった気象予報を活用して準備に当たってもらいたい。


野菊?


燃え立つコキア


フェアリー・ヴォイスのエルサ、至上の少女

2014-10-11 23:06:10 | 音楽たちーいろいろ


Elsa - T'en Va Pas

80年代にアイドルとして一世を風靡し今なお活動しているフランスの歌手エルサは、家人のお気に入り。
かわいらしい容姿もさることながら、そのやさしく甘い歌声が一番の理由。
若かりし頃、自分とほぼ同年代のエルサに憧れたのだろう。
あまり女性アーティストの歌を好んで聴かない家人だが、聴くとなればその共通する傾向は”フェアリー・ヴォイス”、メカノやダブスターもそれに当てはまる。
リアルな女性に幻想を抱いていない反動が、観念の世界の女性像を究極化しているのだと想像している私だ。
二次元の美少女たちの声が一様に似ているのも理想の究極形で、それと同じようなことが家人の好みに反映されているのだろう。
人は幻想に遊ばないとやっていられないから、どうぞどうぞおおいにインナーワールドで楽しんで欲しい。
空想は、人の特権。
夢を見られなくなったなら、生きる屍と思わないか、皆さん。



Elsa - Jour de Neige



Elsa - Quelque chose dans mon coeur



Elsa & Glenn Medeiros- Un Roman d'Amitié