ひょんな事から、
今朝より、
「松葉杖」とお友達になる事となりました。
ひょんな事から、
左足甲の薬指と小指の第一中足骨を2本、
ポキッと骨折してしまいました為、
「外を歩く時には、松葉杖を使って下さいね。」となりました。
かかとをつく事が出来るので、
室内はかかとで歩けますから、そこはとても気楽です。
外で、松葉杖を使ってみて感じた事は、
横断歩道を渡る際の右折・左折の車の怖さ、
普通のスピードで走る自転車の怖さでした。
ドライバーによって(ドライバーの性格なのでしょう)、
きちんと停車して待っていてくれる方と、
松葉杖で何とか歩いているにも関わらず、
「早く渡れよ!」とばかりに、どんどんにじり寄って来て、
渡ったすぐ後ろを、いきなり見切り発車する方と。
自転車も、普通の人と松葉杖の人の区別なしに、
すぐ近くをスピードを落とさずに通過していきます。
松葉杖にあたったりしたら、いとも簡単に転んでしまいます。
歩きスマホの方も、相手が避けるだろうとばかり、
スマホしか見ずにどんどん歩いてきます。
通常なら、簡単に避けられますが、
松葉杖で何とか歩いている場合、避けようにもすぐには避けられません。
松葉杖の場合、ぶつかられたら、いとも簡単に転んでしまいます。
自動ドアも反応が悪いと、うまく開いてくれません。
手荷物持っての松葉杖ですと、
自動ドアの「押して下さい」ボタンを押すのがこんなに大変とは、、、
という事も学習させて頂きました。
薬局さんの自動ドアの前でヨレヨレ状態でいると、
内側から気付いて下さった方が、わざわざ開けに来て下さいました。
当院の入っているビルのドアは、
道路からの風に強いように、とても重厚なドアとなっております。
押すか引くか、、、ですので、
松葉杖では思うように開く事が出来ません。
少なくとも、松葉杖初日の私は、
「こんなに重いドア、どうやって押すの?どうやって引くの?」状態でした。
重厚なそのドアを開けるだけでも悪戦苦闘しておりましたところ、
たまたま内側から出て来て下さったテナントの社員の方が、
通り抜けるまで開けて下さったので、入る事が出来ました。
エレベーターも、先にお一人乗っていらして、
松葉杖の私を優先して降ろして下さったので、たすかりました。
道路通行中に話は戻りますが、
松葉杖で必死に歩いているのを確認して、
そのまま進んで行けるように、さっと道を譲って下さる方や、
横断歩道で取り残されないように、そっと傍らを歩いて下さる方など、
優しい方も沢山いるのだという感謝の思いも味わいました。
何かしてもらう事が有難い、
気にかけてもらって有難い、
そんな思いの朝となりました。
そして、何より、松葉杖の方の思いを知る事が出来ましたので、
松葉杖とサヨナラした後には、
松葉杖で歩いている方々を気遣って守ってあげられるような人になるぞ!と、
しみじみと実感致しました。
貴重な松葉杖の日々を味わって過ごしたいと思います。
ーby事務長ー
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