親しい友人の、今は亡きピレニーズのマフィン君は、ヴィヴァルディ(1678~1741)作曲の協奏曲「四季」の「春」の曲を聴くと一緒に声を出して歌い、みなを驚かせました。
散歩に行く公園の橋で、渡るとこの曲が流れる橋があり、ある日マフィン君が突然音程をあわせて歌いだしたそうです。一人息子の歌う事にビックリしたTさまご夫妻は、CDを買って、車で一緒に出かけるときは必ずCDをかけるので、マフィン君は大きな声で嬉しそうに歌い上手になりました。
マフィン君のお誕生日に招待された時には、ネクタイをして、澄まして歌って聴かせてくれ、森林公園での犬の集会でも大勢の前で歌いました。
私はイギリスで発行されているピレニーズのマガジンに、長いこと日本のニュースを送っていますので、マフィンのことを書きました。その後証拠のビデオテープをT様はマガジンの編集者に送りました。
2002年に発行されたMrsジョイス スタナードの著書「ピレファナリァ」に、歌うマフィンのことが紹介され、世界中のピレニーズファンが読むので、さぞかし驚いた事でしょう。
ビデオテープには、CDで曲をかけると、ソファで寝ていたマフィンが飛び降りて、CDの前にすわり、歌いだす様子が写っています。
写真は、アメリカの本に載った写真を写しました。