つれづれ日記

心と目の記録

兄弟姉妹で両親を想う

2015-03-28 16:40:05 | Weblog

  古い床の間の写真は1933年に上の弟が生まれた時に書いた父の書の掛け軸です。中の一文字が弟の名前についています。

前の生花は母の活けたおもとです。

 

先週、上の弟が絵を出した画展が京橋の画廊であり、兄弟姉妹4人が集まりました。

絵を鑑賞したあと、今年は両親の遺品などの相談をするため、伴侶は参加せず4人だけで集まり、食事をしながら昔の思い出を話しあいました。

下の弟だけが七十代ですが後はその上で後期高齢者です。
みんな健康で趣味などで忙しく暮らしていますが、何時何があるか解らない年齢です。
お互いに両親の性格や行動力がどのように遺伝したかなど語り合いました。

父の小学校時代の日記や絵から始まり、父の一生の貴重な書類は上の弟が全部保管しています。
母の遺品は妹に頼んでありますが、それらを今後どうするか、終活の重みをずっしりと感じてしまいました。子供たちには迷惑になるだけなので残さず、
自分の棺に入れてもらう物以外を、今は焼却できないがゴミに出したくないのです。
一応下の弟に託せるようで一件落着となりました。

帰りは京橋から銀座まで歩き見たい物を見たりして、新しい世界を楽しみました。