1996年8月グレートピレニーズ第一回世界会議の会場の様子です。
8月3日ウォーリック大学の宿舎に着いた私たちは 、午後からウォーリック城を見学し、夜6時からの晩餐会に参加しました。
9カ国から集まった120人以上の、ピレニアン熱に満ちた宴会は盛会に終わりました。
翌日4日の9時から、ピレ二ーズ史上初めて世界会議が、大学の芸術センターホールで開催されました。
英、米、仏の代表者を始め、フィンランド、デンマーク、オーストラリアの代表の話、獣医師のアレルギーやホルモンの話など、ピレニーズに関する広い分野についての講義が5時まであり、後は質疑応答の時間です。フランスとアメリカのスタンダードの違いで、アメリカ人の質問は活発で予定時間をオーバーし、午後7時に終了しました。
会議が終わった後、何百年も古いと言われるパブレストランにバスで移動、80人位が参加して最後の晩餐会が開かれて終わりとなりました。イギリスのクラブの方々のお世話で、すべて盛会におわり感謝です。
この世界会議がピレニーズの今後の発展に寄与することは大きいと心に受け止めました。
あれから、はや20年の歳月が流れましたが生涯忘れられない思い出です。
ロンドンで求めた黒軸のモンブランの万年筆は、まだあのままの若さでて、私の手になってくれています。