つれづれ日記

心と目の記録

終戦になり広島県より帰京の思い出

2022-12-04 12:13:28 | Weblog

買い物に行くとき海老川の川端の道を歩きますが、シラサギが舞い降り、

ていました。多分毎年来る一輪だと思います。

ブログの書きかけでサギの画像だけ入れてあったので

そのままにします。

 

今日は妹と長電話をして、戦後の思い出話をしました。

私が16歳の時、東京の空襲が激しくなり、1月に 川越に疎開しましたが

7月に広島県中部の、父の故郷に疎開しました。

8月6日の朝、広島市に原子爆弾が投下され

ピカッと光り大きく揺れて驚いて庭に飛び出しました。

40キロ以上、離れているのに光を浴びたのです。

8月15日に終戦となり、9月下旬に帰京する予定を立てました。

 

9月17日18日には猛烈な台風が広島県を通過、この

枕崎台風は2000名を超える死者、行方不明者が出たのです。

山は崩れ木は倒され家が土に埋まり、橋も流されました。。

それでも妹と私は東京に帰り、学校に行きたい一心で9月23日に父と三人帰京することに決めました。

東海道線の本郷駅まで8里あるので、荷物持ちに若い男性二人を頼み、初めは

馬車に乗りましたが馬車が通れないほど道は崩れていてただ歩くしかありません。

途中に広い川があり川を渡るのですが、橋は流されてありません、

道から石伝いに川に下り、川にかけられた一本の丸木橋を恐るおそる渡りました。

滑って落ちたた大変です。、

合計8里(32キロ)の山坂を超え、東海道線の本郷の駅に着いたのです。

 

本郷の一つ西の駅の川内が近いのですが、本郷より西は山崩れで

東海道線は本郷発からだったのです。

駅前の旅館に泊まり、翌日東海道線に乗り、東京駅に着きまが

東京駅のホームの屋根はなく、トイレに入ったら空が見えました。

武装したアメリカ兵が日本女性(パンパンガール)と手をつないで

歩いています。

東京に着いた安心と喜びで異様な光景を何とも感じなかったのです。

 

前にこの時のことをブログに書いてありますが。

本当に命がけの体験をして、今があるのです。

広島市の女学校に転校していたら

原爆にやられていたのですから

幸運だったのだとしみじみ思いました。