10年目のオビツ150
☆ 新しいヘッドと衣装にしました。
これらは、身長(胴)を10センチ伸ばす改造をした同じ素体を使っています
出来心でオビツ150を買って10年以上になります。
外皮はソフビ、ヘッドは硬質ビニール(だと思うのですが)で出来ていて、骨格はホームセンターでも売っている塩ビパイプ、関節はポリカーボネイトという組み合わせで、重量はほぼ10キロだと思います。
1/3や1/4のドールと異なり、ポリカーボネイトの間接はボルトで締められていて、その締め具合でポーズが保持できるように出来ていますが、その締め具合が難しい!
締めるとポーズは保持できるのですが、度を超すと、ポーズを変ええる時に無理な力が加わって骨折させてしまいます。肘と膝の間接を折ってしまい。オビツさんから二度パーツを譲っていただくことになりました。
程よく締めたつもりでも、部分やポーズにもよるのですが、緩んできてポーズを保持できなくなります。
何度かやって悟ったのですが、着替えさせるたびに部分によってはボルトを締め直す方がいいようです。
☆ 緩みやすい箇所
肘と肩 特に肘のボルトがいちばん緩みやすいいような気がします。
腰 着替えさせるとき、特に上から着せる衣装の場合、座らせることが多いのですが、この時腰の間接は90度動かすことになって、すぐに緩んでしまいます。
純正のヘッドはわりと重量がありますので、お腹を突き出すようにしてそっくり返ってしまいます。
☆ 分解に慣れておきましょう
緩んだボルトを直すためにも、分解して組み立てる作業に習熟しておきましょう。最初の内は腕をボディーに付けるのに難渋しますが、少し慣れると、マネキンのように衣装を着けてから袖口から腕を通して、手探りで腕をボディーに装着できるようになります。五六回やれば、コツが掴めると思います。
☆ ヘッドのバリエーション
純正は、ノッペラボウと彩色ヘッドと、別売りのドール風のがありますが、いずれも着脱の旅に頭蓋部分を外して、ネジを緩めたり締めたりしなければなりません。
それに、数を揃えるのには、ちょっと高いですね。
中には、シリコンのヘッドを載せている方もおられますが。これはさらに重量があります。
わたしは、純正のノッペレラボウと改造したカットウィッグを使っています。
カットウィッグの改造は、簡単にいいますと、首から下を切り落として、詰め物の半分を取り出し、ドールアイをはめ込みます。これについては稿を改めて書くことにします。
☆ 胴を10センチ伸ばすと、これくらいの違いになります
左はオリジナルのままでXSの衣装を着せたもの。どうもモッサリして腕も長すぎるようです。右側は胴を10センチ伸ばし、ウィッグだけ別物にして同じ衣装を着せたものです。欲を言えば、もう5センチ伸ばしたいのですが、これくらいが限界のようです。
☆ 膝関節のトラブル
七年直立させていましたので、膝関節がヘタって、鳥の脚のように逆方向に曲がってしまいました。
これは、逆方向への屈曲をソフビの外皮だけで止めているために、外皮がヘタって曲がってしまうためです。
ピアノ線でコの字のストッパーを作って、ちょうど膝が直立する位置で膝関節に二か所穴をあけ、ストッパーを差し込んで逆方向に曲がらないようにしました。
☆……リコリスリコイルの井ノ上たきなです
今年(22年)上半期で一番おもしろいと思ったアニメ『リコリスリコイル』の井ノ上たきなにしてみました。
ナイーブさと不器用さ、思い定めたら動かない性格が出ているといいのですが。
2000円のヘッドマネキン(髪の毛の無いカットウィッグ)を使っていますが、目にはドールアイを入れて、百均のファンデーションとペンシルでメイクして、ツケマを施してあります。カットウィッグは表皮がシリコンなので純正のヘッドよりも格段にメイクしやすいですね。
☆……ニーアオートマタの2Bにしてみました
井ノ上たきなの一つ前の姿です。関節をきつく締められないので立ち姿はにあまり変化を付けられませんが、バストアップや座らせると少し変化を付けられそうです。
初出:2015-08-30 13:47:27