日曜日に
桑山美術館 さんの「かわいい!日本画」ー可愛らしさのツボを探ろうー展と 名都美術館 さんの 高島屋資料館所蔵「日本美術と高島屋」交流が育てた秘蔵コレクション展に伺いました。
桑山美術館さんは、個人コレクターでいらした桑山清一さんのコレクションの寄贈のもとに昭和56年に開館した私立美術館さんです。
私は初めて伺いました。
春、秋、新春の季節ごとの開館で、規模も大きくてはいらっしゃいませんが、
所蔵作品をテーマごとに展示され、私達のように近代日本絵画がお好きなかたには,
静かに、のんびりと、お安く作品が拝見できるよい美術館さんだと思います。
今回は かわいい! ということで 先日お邪魔したメナード美術館さんのように動物がテーマの作品が多くみられました。
私は自分の好きな関雪の「崖上双猿図」、「月下狸乃図」、印象の「花兎」それから小川芋銭の「羅漢 龍虎」が良いなぁと思いました。
次回は是非玉堂、春草、御舟、観山などを拝見したいと思います。
名都美術館さんでは高島屋さんゆかりの作品が展示されています。
錚々たる画家の顔ぶれ、またそれぞれの画家の力の入った作品。
やはり圧巻は大観の大作、蓬莱山(上の画像左)でした。大観81才の作品、
驚きの生命力です。
展示の会場にときどき現れるローズちゃん人形もとても可愛らしく楽しめました。
奈良に国宝信貴山縁起絵巻を観に行こうと思っていましたが、少し2人のエネルギーが足りず地元の美術館巡りに変わりましたが、
初めて拝見する作品に多く出会え、おもいがけず楽しく過ごせました。
地元の美術館さんにもこれから多く伺いたいと思います。