今回の展覧会には、沢山の方にご来店をいただきました。
名古屋にご用事のおついでもあったと思いますが、京都や東京からも何人かの方にお越しいただきました。
その中に19さん。
覚えていらっしゃるでしょうか?私が脇田和の少女の作品でクイズを出させていただいたときに、唯一正解をお寄せくださった女性の方。
その19さんが、ご主人さまとご一緒に今回東京からわざわざお出かけくださいました。
初めてのご対面。
ご予約をいただいてから、なんだかドキドキ落ち着かず、緊張してしまいました。ブログをご覧になっているとおっしゃってご来店くださる方はいままでも沢山いらしてくださいましたが、女性は初めてです。
しかも、以前からブログをお読みくださっているとのこと。。
実際お会いしてみると、とてもお優しく謙虚な方でいらして、またご主人さまも素敵な方でいらして、「あんなに緊張していたのはなぜだろう?」と思うくらい、私はぺちゃくちゃと一人興奮してお話をしてしまっていました。
また19さんも、名古屋にいらっしゃるのにかなり緊張をされていらしたとお聞きして、今流行りのマッチングアプリではありませんが、両想いのご対面だったのだと嬉しく思いました。
19さんは、先日私がクイズに出させていただいた山口薫の「妙義山遠望」についても、作家名がおわかりになったそうで、私が「どこをみて?」とお尋ねすると、「妙義山ということで、薫の出身地のことも思いましたし、画面の下半分の畑の描写で山口薫かな?と思いました」と教えてくださり、(*_*;びっくり!「ええーーはたけでぇ??」となりました。サインが見えたとかそういうことではないですよ。畑の描写に薫らしさを感じたとおっしゃるのです。
ブログを通し、いままでお会いできた方たちは本当に素敵な皆様でいらっしゃいましたが、この19さんの才能というか「眼」はただ者ではないなぁと改めて感じました。
もちろん、今回の薫の展示も楽しそうに、また深くご鑑賞いただきました。
そして、なんといってもその19さんに当店の「湖畔を飛ぶ影」をお褒めいただいたのは、とても嬉しいことでした。
これからはお手紙の交換や、ブログのコメントへのご協力など私から色々とお願いをさせていただきました。
そして、早速、先日斎藤典彦展にもお出かけくださったご感想をコメントでお寄せくださいました。
会期が終わってからも、毎日どなかかが薫の作品をご覧になりにお出かけくださっています。評判が評判を呼んでということもあるようです。
11月もあっという間に半ばを迎え、薫作品の全作品の展示は残すところあと2~3週間となりました。
日月祝日もお予約をいただけましたら、出来るだけ店に出て参りますので
よろしければこの機会をご利用ください。
本当にごく最近なので
私自身に知識も何もなく
「眼」などと言っていただいて
身に余る言葉と恐縮しています
山口薫とわかったのも偶然の産物で
若い頃に描かれたスケッチの景色と線?構図?がよく似ていたからでした
元々に好きなものや自身のなかに持っているものは
歳を重ねて変化はあっても
ふとした時にでるものだなあ
特に妙義山にはそれを感じました
元々好き!って素敵な言葉だなぁと思えました。この60年、食べ物のこと以外で
元々好き❤️って言ったことがないように思います。わたし。。。