女正月(小正月)水木の枝に、餅花・繭玉が花のようにつけられ(それも色とりどりで美しい)床の間の座敷に飾られたら、子供心におおはしゃぎしたものでした。 大勢の(10人くらいかな?)女の人が、正装して、一日を楽しんでいたんだとおもいます。 何時もみている おばさん達でなく、薄く化粧してしているおばさんたちが、すごく、きれいだった。 必ずでるご馳走の一つに「小豆粥」 私は、いまだに、それを作っている。 でも、この日は、恐ろしい日でもあった。 叱られないのを良い事に、はしゃぎすぎたら、それこそ、大変、夜になったら、「ナマハゲ」の鬼が来るんです「カマスのおじさん」と、一緒に!
「泣く子は、イネカ~親のいうこときかね子イネカ?」 私の親は秋田でした。 今六歳の孫までが、「ナマハゲとカマスのオジサン」が一番恐いようです。 でもお正月は三度経験しました。 山の神様・大正月・小正月と・・・齢を重ねたせいでしょう!妙に昔が偲ばれます。 そして、あすは「地獄の蓋も空く」と言われる「薮入り」です。 日本の伝統は奥が深いです。