『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

回り道の唄から・・・

2009-04-27 13:57:29 | Weblog

   

     春の優しい風に身を任せて ゆらゆら揺れてる

庭の可愛い花たち 風が少々つよいけど けっして逆らわない

           

人の心に残る歌には
その歌に重なる人生の大切な記憶が溶け込んでいる。
その歌とともに息づいていた
かけがえのない日々が間違いなくあったのだと
時々思い起こさせてくれるから
人は自分の来た道を振り返りたくなると
そのとき聴こえていた歌を探している。
歌は長い道のりに立つ道標であったと
気付くのもそんなときだ。

             

あこがれ

確固とした自信がある

人を包み込むような 懐の深さがある

その存在が 人の気持ちを駆り立てる

疲れを感じさせない 頼もしさがある

幼い心では理解できない 感動がある

野辺に咲く 雑草の潔さがある

歳は重ねるが 老いは重ねない・・・・

行き先のわかっている道は おもしろくないのだから

せめて これくらいの憧れを持ちながら

生きてみるのもいいかも知れない

  自分の過ごして来た人生に、重ね合わせ、妙に説得力があります。