見事に咲いたムラサキツツジ
人工交配でつくられた白の紫ツツジ カタクリ
あまり良い天気とは言えないけれど、春の花がいっぱい咲いている。でも、風がつめたい・・・
人間大好きだけど・・・何だか、ごちゃごちゃと何処かで絡まってしまい、解(ほぐ)れない・・・
「ねぇタヌ、キミは答えなくていい・・・ただ黙って肯いていればいい」 タヌは些か「ムッ・・・」
生きている以上、誰しも悩みはあるわけよね・・・ ノロノロとカメの歩みのようではあるけれど、ただ只管(ひたすら)
邪魔にならないよう、がんばっている。
一寸疲れて、ひと休みの隙に悪魔の囁きが忍び寄ってくるわけ・・・払い除けても払い除けても執拗に・・・
錆びた私の頭のなかが壊れてしまいそう・・・夜は眠れない、昨日と今日の交差点がとっくに過ぎても。
どんなに、我慢しても限界があって、聞いてもらった・・・楽にはなれず、逆に自分の甘さが情けなく、苦しんでいる。
この作品は孫一年生のとき書いたものです。生きているんです。だから、辛くたって与えられた一生を生きなければ
ならない・・・
「だから、タヌ私は生きるから・・・」