『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

  〝あなた・・・〟

2011-12-13 16:11:57 | Weblog

   あなた

 天気予報があたって、午後からは晴れてお陽さまが眩しかった。

 色んな事があった平成23年。まさか私の人生にこんなにおおきな落とし穴があるなんて、努々・・・思ったことがなかっ

 た。

 何をするにも、あなたならどうするかな?なんて・・・考えてしまいなかなか前に進めない・・・

 相手が居なくなるってこんなにも大変だなんて・・・

 心成しか、小鳥達が給餌箱に来る回数減ってしまい淋しいかぎり。

 何処か少しずつ、くるっています。

 窓越しに見る寒々とした冬景色・・・紅紫檀の赫が妙にくっきりと・・・心にいたい。

 春になったら、他所へいってしまう”枝垂紅葉”・・・折れないようにしっかり結わえてある。ここの庭で過ごすのも今冬だ

 け。

 この庭の木・花・どれだけ癒されたことか・・・あなたが居ない今はなす術も無く1本また1本と、さよならしている。

 さっさと逝ってしまった、あなた、嫌いです。

   追伸

 今夜もまた、長い夜が・・・この辛さ・・・わかるかしら?