『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

花畑にあなたの姿が見えない…

2013-04-23 15:08:31 | Weblog

 

                                           

    あなた

 何となく、春になりきれず、陽はさしても風が冷たく…そう感じるわたし。

 

 またひとり旅立ちました。淋しいです…

 人の命の儚さ、きっと無念であったことでしょう…

 色んな人がいて、色んな人生があって…そして与えられた命を全うする…

 ひとの邪魔にならない様に生きる?って難しいね…

 

 与えられた一日一日を大事に生きよう…それを心がけてはいるものの!失敗の連続。

 そちらで、あなたは苦笑いかな?

 だからってどう生きたらいいのでしょう…

 

      ”人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける”    紀貫之

 

 春の陽ざしは柔らかく、喜びも哀しみもひっくるめて、すべて優しく包んでくれる…

 

 あなたに手紙を書いてます…

 大好きな”春”がきたよって…花芽が、いっぱいいっぱい出てきたよって…

 こんな時期花畑にあなたの姿がないって…哀しいよ…