あなた
エンレイソウとムラサキツツジです。
ツツジは折れかかっていますが、健気にも必死に咲こうとガンバッテ います。
あなたなら手当も出来るでしょうが…「ゴメンネ、わたしは出来ない」
どんよりとした曇り空、黒い雲が雪でも降らせようか?などと企らんでいるように空全体に
覆いかぶさっている。
庭の花たちは小さな身体を寒さに震わせながらも必死に平気を装って蕾を開こうと
ガンバッテる。
そんな姿を家の中でストーブを背に眺めている、わたしって可愛げない…
陽が射さないぶん日暮れが早やく…長い夜が始まったようで心がさむい。
いくら夜が嫌いでも、必ず夜明けがくる…そのときを息を潜めてただ、ひたすら
待っているわたし…
あたまの、芯が重い…
色んなことが、重なりすぎて…考えすぎないようにって…
辛いものです…あなた。