『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 庭の花たちは、小刻みに体を震わせながら、花開く時を待ってます。

2016-04-10 11:44:47 | Weblog

                         
                       昨年先輩に送って頂いたオーストラリアの木「ジャカランダ」 

   あなた

 初めて見る木でしょう…       

 先輩から送って頂いたオーストラリアの木で「ジャカランダ」と言う名前だそう

 です。

 日本の「桜」の様に皆さんに、愛されているそうです。

 色もピンクで似てますよね。

 

 ここはまだ「サクラ」は咲きません。

 それでも、例年より早く到達するらしい…です。

 庭の花たちは、小刻みに体を震わせながら、花開く時を待ってます。

 風が冷たく花開くことができない…その姿が可憐(いじ)らしい…

 

 昨日ナオたち一家が来ました。

 あなたも、わたしも倖せなのかもしれない。

 上を向いても下を向いても「キリ」がない。

 わたしに与えられた事実。

 謙虚に生きます。

 時として、裏腹のこともありますけど…

 

 『心ざしふかくそめてしをりければ消えあへぬ雪の花と見ゆらむ』

 『折りつれば袖こそにほへ梅の花ありとやここに鶯の鳴く』

                     《詠み人知らず》

 どなたが詠んだのでしょう…

 心に沁みてきます。

 風が冷たく春からぬ日です。