『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

庭の一木一草、みな寒さに耐えながらも 必ず移りくる春を信じ じ~っと~…

2016-11-10 10:22:26 | Weblog

  
                            
                                     2016-11-10-の朝

   あなた

 例年になく早い雪の到来の様です。

 昨夜、日付の変わる頃から降り出した雪

 寒いせいか一向に融けようとしません。

 冬囲いするのに大変だろうなって…

 雪があって、寒くって…

 

 寒いながらそ~っと窓を開ける

 冬の匂いが立ち込めて…

 「ブルッブルッ」って

 当たり前のことです、が…

 今時は寒さとの葛藤で

 ひとり、寒さの中に身をおいてみる。

 

 『やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける 
             ひとめもくさも かれぬとおもへば (源宗千朝臣)

 再び廻り来た季節

 庭の一木一草、みな寒さに耐えながらも

 必ず移りくる春を信じ

 じ~っと~…

 ただ

 じ~っと~…

 

 静かに待ってる

 その姿

 いじらしい…