2015-6- 「庭の主タヌくん」
あなた
愛すべき「タヌ」
我が家にきて三十数年庭の真ん中で草花たちを
見守っている。
(たぬきの置物)笠
たぬきの置物はどれも大きな笠をかぶっていますよね。
これは思いがけない災難や悪事から笠が守ってくれるという意味があります。
(たぬきの置物)目
たぬきのくりくりっとした大きな目。これには、前後左右に気を配り、
お客様の気持ちを考えて商売ができるようにという意味があります。
(たぬきの置物)笑顔
お客様相手の商売は愛嬌や愛想がとても大切です。
笑顔を振りまくことで周りまで幸せな気持ちにする。
笑顔の大切さをたぬきの置物が教えてくれているんですね。
(たぬきの置物)通い張
昔はお酒を買う際にツケにすることもあり、お客様との関係性が今以上に
重要だったようです。たぬきが持っている通い帳はお客様との信頼関係を
築けるようにとの願いが込められているんですね。
(たぬきの置物)とっくり
たぬきが持つとっくりには、飲食に困らないようにとの意味が込められています。
とっくりは漢字で「徳利」と書きますが、善行を積むことで商売繁盛に繋がるという
意味もあるようです。
(たぬきの置物)しっぽ
たぬきの太くて丈夫な尻尾は体を支える安定感を表します。
また、「終わりよければすべて良し」という意味もあり、過程よりも結果が大切、
失敗してもクヨクヨせず進んでいこうという意思が伝わってきます。
これは、信楽タヌキの由来です。
我が家の「タヌ」今年もよろしくね。
淋しい時、話し相手になってね…