あなた
柔らかな
秋の陽射しが
眩しい……
庭も随分
寂しくなりました
つい
先日まで
草むらに
集く虫の音が…
優しかったのに…
あなた
再び
この季節が
巡ってきました
ストンと
日が落ち
詫びしさだけが
尾を引き……
薄暗い外に
向かって
〝寂しくなんてないよ~~っ”て~~…
あなたには
みんな
お見通し…
ですもね
長月の午後
あなたの前で
ブツブツと
独り言…
夢でいい
また
逢えたらな~~って
ひとつ
ひとつ
乗り越えて
行きます
からね~~