あなた
また雪が降ってきそうな
昏く
寒々とした日です
暫らくのごむ沙汰
ごめんね
あまり調子が良くなく
只々
身体が何処かへ
行ってしまいそうに
だるくて……
何も出来ない日々を過ごしました
どうしちゃったのかな~って…
自分に「喝」をいれても
やっぱり駄目
少々
疲れちゃったのかも……
外へでてみました
ガリガリには凍ってはいません
あなたが
心配して
夢の中へ
来てくれたのは
判っています
でも
判りつつも
逢うことは
出来なかった
あれはいったい
なんだったのでしょう……
僅かな間に
色んな事ありました
ヒヨドリが番で
慰めに来てくれたようです
冬囲いの竹の上に止まって
家の中を見ている
カーテンを少し開けてみると
小首を傾げて
紅紫檀の実を啄ばんで
細身の美しい姿で
飛んで行ったよ……
元気っていいなぁ……
わたしも
元気になるね