『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

こんなに静かな「冬の日の午後、庭の雪がキラキラって輝やき… 静かな夢を見せてくれます。

2017-01-29 13:17:27 | Weblog

                         
                                       2015-5-「サクラソウ」

   あなた

 「サクラソウ」です

 愛らしい

 このころは沢山咲いていました。

 花言葉=「 初恋」「純潔」など…

 春、生垣の下で肩をを寄せ合い可愛い姿で

 次々咲いていました。

 去年は見る事できず!

 今年はどうかな…

 生垣の下が雑草だらけになっているかな?

 

 仄々とした春の様な陽射しです。

 弱々しいお陽さんが庭を優しく照らしてはいます、が、

 姿は見えなく雲を通して光を送っている。

 

 わたしと言えば、もう元気になったはずなのに

 ただ、ゴロゴロして…

 どこか違う人

 どうしちゃったのかな?

 五年経って一人に慣れたはずなのに!

 この寂しさは何処から来るの?

 夢を見るでなし

 ただ、寝返りを打ちながら

 「ヒツジが一匹・二匹」と数えてる

 幾つになったか途中で判らなくなり

 全く違うこと考えているわたし

 起きているときは感じることのない

 寂寥感・虚しさ・淋しさ

 ひとりはやっぱり、「淋しい」

 

 あなた

 本音は「寂しい…」

 

 『みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに 

            みだれそめにし われならなくに』    河原左大臣》

 『かささぎの わたせるはしに おくしもの 

            しろきをみれば よぞふけにける』    《大伴家持》

 

 あなた

 こんなに静かな「冬の日の午後」

 庭の雪がキラキラって輝やき…

 静かな夢を見せてくれます。

 

 

 

 

 


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