『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

 穏かで暖かく、「春」の匂いが微かに漂って…くるような、きょうの日

2016-02-20 11:17:29 | Weblog

                          
                                    2015- 「 親知らず子知らず」(コルチカム・イヌサフラン)と言うそうです。

   あなた

 弱いながら冬の陽がさしてます。

 昨夜、雨が降ったので庭の雪も、随分沈みました。

 突然「親知らず子知らず」の花で驚いたでしょう…

 写真を見ていたら、眼にとび込んできました。

 葉っぱ、は「春」

 花は「秋」

 花と葉っぱは、出会うことなく、附いた名前が、

 「親知らず子知らず」

 花言葉=「華美」「美徳」

 花だから許せるのかな~

 神様も何を思い、こんな酷な?と思ったけど…

 よ~く考えたら、土の中で一緒なのよね

 まず親の葉っぱが地上の様子はどんな風か? 

 はたまた、子を一人立ちさせるには、何時の頃がよいか?

 きっと、過保護なんだと思う。

 だから、地上に出てきた花は、ヨワヨワしく、

 茎は「まるで白アスパラ」のように透明な白さ。

 親は「さぁガンバッテ咲きなさい」って…

 祈りながら、子を独り立ちさせる。

 地下で、静かに子を思いながら、次の季節に備えて英気を養って

 いるのでしょう。

 そんな風に思ったら、堪らなく愛おしい花「コルチカム」

 穏かで暖かく、「春」の匂いが微かに漂って来るようなきょうの日…

 

 

 

      


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