ちょっと前のクライム・サスペンス映画です。
デンゼル・ワシントンとキウェテル・ イジョフォーの刑事コンビや、犯行リーダーのクライヴ・ オーウェン、銀行家のクリストファー・プラマー、 さらには敏腕弁護士のジョディ・ フォスターとキャスティング面ではビッグネーム目白押しの豪華版 で、しっかりした作りの作品です。
ただ、 ストーリー的には主犯の犯行に及んだ動機が最後まではっきりしな かったので、どうにも不完全燃焼感が残りますね。 そこに何らかの必然性がないと、 戦争犯罪の暴露といっても今ひとつ納得感がなく、 犯行自体の意味が希薄になってしまいます。
ひょっとすると、シンプルな「銀行強盗」だったのかもしれません・・・。