おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

夏のたこ焼きはこれにかぎる!こりゃこりゃ

2009年07月02日 | 情報


 さて昨日の予告どおり、大阪名物と言えばたこ焼きです。勿論の事、道頓堀の通りには、たこ焼き屋さんが沢山ありました。大阪に来たからには、やはり名物たこ焼きを食べて帰らねばと思い、とりあえず美味しそうなたこ焼き屋を探す事にしました。正直申しまして、それ程たこ焼きの味に差はないと思いますが、それは関東人の思い込みでしょうか?大阪の人に言わせれば「全く違うわ!」と怒られそうです。

           大阪名物

 たこ焼きの美味しさの違いの基準が分からない僕は、ある一軒のたこ焼き屋さんが目に止まりました。その店構えが大阪っぽいと言えば大阪っぽい派手さで、それが上の画像の 赤鬼 という たこ焼き屋さんです。ホンと目立ってなんぼの世界とは、こういう事を言うんですね。その時も、テレビと思われる取材が来ていて、僕は少し離れた所でその様子を伺っていました。取材が来るという事は、それなりに知名度のあるたこ焼き屋さんと判断し、その様子を見ているうちに、早く食べて見たいという衝動がわいて来ました。

            こりゃこりゃ

 店先に人もいなくなり、赤鬼たこ焼きを食べるぞ~と店の前に立つと、なにやらカップに入った涼しげな物がぶら下がっていたのです。その日の大阪はやや蒸し暑かった事もあり、つい冷たい物に目が行ってしまうのは仕方ない事です。それはいかにも冷たい氷のようでしたが、念の為「これなんですか」と訪ねたところ、これもたこ焼きという事でした。その写真を見る限り、たこ焼きに氷が乗っていて、甘いシロップで食べる物と思いましたが、ところが中の黒い汁はだし汁との事です?どう見ても、みかんとさくらんぼがトッピングしてあるという事は、これは冷たく甘い物と思ってしまいますよね・・・。お姉さんが「まずは食べて見て」と言うので、物は試しと思い即注文しました。その後そのお姉さんが衝撃的な事を言いました。「ワサビ付けますか」・・・「ワ・ワサビって?」まだ僕の頭の中では甘い物モードのままなのに、そこにワサビと言われて、僕の味覚回路がショートしそうでした。「ワサビ付けると一味違うよ」と勧めるので、もうどうにでもなれという気持ちで従う事。

           こりゃこりゃ

 それ程時間もかからず、すぐにそれは出て来ました。名前は「こりゃこりゃ」という氷がのった たこ焼き?いかにも名前も大阪っぽいですね。先にワサビを汁に溶かし、スプーンでたこ焼きをすくい上げ、口の中に入れて見ました。 だし汁を吸ったたこ焼きは、なまぬるいけれど意外といける味!甘辛いだし汁と時々感じるワサビの味がまた格別ですね!上にかかっている氷を一緒に食べると、ひんやりとしてだし汁とワサビの味を和らげてくれて、う~んこれいけるかもと思ってしまいました。美味い不味いというよりも、これはおもしろいと思いました。でも美味しいです。
  お後で気がついたのですが、普通のたこ焼きを食べるのを忘れました。

 

 

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