おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

いThe!ハンバーガーを食う    ~  うな飯バーガー ~

2009年11月12日 | パン

 静岡県三島市といえば、三嶋大社うなぎが有名です。その三島市に、新たな名物が登場しました。と言っても、発売間もない事もあり、地元意外にそれ程浸透していないかも・・?
 ここ三島市は、北を伺えば富士山があり、東には箱根の山。南には伊豆半島という位置にある街です。その昔、江戸から上方に東海道を旅する人達は、箱根の険しい峠を下り、やっとのおもいでこの三島の町にたどりついたと思います。著者井原西鶴の日本永代蔵によると、「三嶋明神前の小川には幾千万というはかりしれなほどのうなぎがいた」と書かれています。当時の旅人がそれを食べたかは分かりませんが、手をたたくと寄って来たといわれてます。
 三島市にとって歴史のあるうなぎが、今年11月3日にハンバーガーとして登場しました。その名も「うな飯バーガー」です。三島商工会議所が今年5月から開発を進め、7月に試験販売をおこないました。その時、食べた方々の意見を取り入れ、当初フレーク状だったうなぎを改良し、試行錯誤を重ねて本格的に販売に至りました。
 という事で、実際にご当地バーガーうな飯バーガーを食べてみました。売られている所は、三島市本町にある、Cafe&Bakery グルッペさん。

            うな飯バーガー

 ちょっと角度を変えて写真を撮りました。石渡食品のもちっとした白いパンの間に、レタスうなぎが見えたます。うなぎ本来の美味しさを出す為、うなぎの形が分かる大きさにカットし、パンにはさんであります。弾力のある中華まんといった食感のパンズ。そしてタレの染み込んだうなぎ。そして一枚のレタス。いたってシンプルな組み合わせ。味も意外とシンプル?何かもう一味欲しいような気がしますが、うなぎの味を引き立たすには、余計な物は必要ないかな?でももう少しパンチがあってもいいような。タレをもう少し入れてもいいけれど、食べる時に汚れる心配があります。ならば、タレを寒天ゼリー状にして一緒にはさむと、よりうなぎの味が引き立つかも?
 このうな飯バーガー、どこまでメジャーになるのでしょうか?三島に訪れる機会があれば、是非食べて見てください。 ちなみに1個315円のお手ごろ価格なので、話のネタにいかがでしょう。

 

 

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